大相撲春場所無観客開催に八角理事長「迷惑掛けられない」感染者出たら「中止にします」

[ 2020年3月1日 18:21 ]

大相撲春場所の無観客での開催を発表する(左から)賀来満夫東北医科薬科大学感染症学特任教授、八角理事長、高島理事(撮影・奥 調)
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 日本相撲協会は1日、臨時理事会を開き、大相撲春場所(8日初日、エディオンアリーナ大阪)について、新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客で開催することを決めた。

 会見での一問一答は以下の通り。

 出席者は八角理事長、高島大阪場所担当部長、賀来満夫東北医科薬科大特任教授、司会は芝田山親方。

 最初に八角理事長があいさつ。

 八「大相撲三月場所について無観客で開催することを本日の理事会で決めました。大阪での本場所開催を楽しみにしていただいた多くの皆様には、大変ご迷惑をおかけすることになりますが、2月26日の政府要請を踏まえ、また社会全体で新型コロナウイルス感染症の拡大を防いでいることを勘案し、このような判断とさせていただきました。なにとぞ、ご理解とご協力を賜りたくお願いします。なおNHKの相撲放送は通常通り実施いたしますので、相撲ファンの皆様にはご家庭、テレビの前で相撲観戦をお楽しみいただけたら幸いです。無観客ではありますが、力士の白熱した取組をお約束いたします。

 ――無観客に決めた経緯は。
 八「いろいろ意見は出たけど、お客様に迷惑を掛けられないという観点で決めた。力士には、非常に厳しい土俵であることは確かです。緊張感の中で相撲を取るのと、全くお客様がいない中で取るのは全く違うし、気持ちの高め方が非常に難しい。それをいかに高められるかが大切なことだと思います」

 ――チケットの扱いについては。
 高「決定次第でホームページなどで発表する。少し時間はかかると思うので、お待ち下さい」

 ――中止という選択肢もあったと思うが。
 八「そういう選択肢もあったが、3月場所を楽しみにしているファン、全国のファンのために開催することを決めた」

 ――理事会で中止という意見もあったのか。
 八「いろんな意見があった」

 ――春巡業の扱いは。
 芝「これは無観客というわけにもいかないので、検討している最中ということで」

 ――開催期間中の対策については。
 八「リスクを減らすのが大前提にあるので、場所中は公共機関ではなく、バスなどを使って移動。体調管理に関しては、体温検査を明日から始める」

 賀「無観客開催にしてもらってよかった。健康管理が大切。いろんなリスクを下げる、十分な理解をいただいて、全員が15日間を乗り越えられるように」

 ――場所中に感染者が出た時の対応は。
 八「現状は中止です。(賀来)先生の意見を踏まえて、中止にします」

 ――途中でやめる場合の星勘定などは。
 八「検討中です。明日、師匠会を開いて、いろいろ決めていくことになる」

 ――濃厚接触にあたる力水の扱いは。
 八「形だけにする。まだ決まっていないことは(初日までの)1週間で考えたいと思います」

 ――先生からのアドバイスか。
 賀「十分に管理していただきたい、と。全員で健康管理をしていただきたいと伝えた。とにかリスクを下げる、手洗いを守っていただきたい、と」

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