デビューいつに?希望と不安“厳戒”新弟子検査 春場所開催は1日理事会で最終決定

[ 2020年3月1日 05:30 ]

<新弟子検査>マスク姿で新弟子検査を受ける納谷幸林(右)と深井拓斗(左)(撮影・後藤 正志)
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 日本相撲協会は1日、春場所(8日初日)の会場となる大阪市のエディオンアリーナ大阪で臨時理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大で通常開催を断念した春場所を開催するかどうかを最終決定する。開催が不透明な中、29日は大阪市内の病院で厳戒態勢の下で新弟子検査が行われた。

 卒業シーズンと重なる春場所は最も新弟子検査の受検者が多いため「就職場所」と呼ばれる。希望を抱く若者であふれる新弟子検査の会場は、新型コロナウイルスの影響で例年とは様子が違っていた。受検者だけでなく親方衆、関係者もマスク着用を義務づけられた。報道陣は各社1人に制限され、病院内での取材はNG。物々しい雰囲気の中、受検した45人全員が体格基準(身長1メートル67以上、体重67キロ以上、中学卒業見込み者は1メートル65以上、65キロ以上)をパスした。

 昨年の全国学生選手権個人ベスト8で三段目100枚目格付け出し資格を得た東洋大の深井拓斗(22=高砂部屋)は「やっと大相撲に入門したなという気持ち」と胸を躍らせながらも「コロナウイルスにかかるのは怖い」と不安ものぞかせた。東洋大の卒業式は中止。「早いうちに関取に上がりたい」とスピード出世を目指しているものの、春場所が中止となれば初土俵は夏場所以降にずれ込むことになる。

 元横綱・大鵬の孫で元関脇・貴闘力の次男でもある中大の納谷幸林(22=大嶽部屋)は弟の幕下・納谷、序二段・夢道鵬に続いての角界入り。「注目してもらうのはありがたいこと」と決意を口にしたが、春場所が無観客での開催となれば、声援を浴びることなく前相撲の土俵に上がらなければならない。「自分の相撲を取るだけ。あまり意識していない」と、影響を考えないように努めていた。

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