新浜 黒岩彰以来33年ぶり総合V!清水宏保超えた「北京五輪へ、いい通過点」

[ 2020年3月1日 05:30 ]

スピードスケート世界選手権第2日 ( 2020年2月29日    ノルウェー・ハーマル )

男子1000メートルのゴール後、ガッツポーズする新浜立也。日本男子33年ぶり世界スプリント王者となった
Photo By 共同

 スプリント部門の男子は新浜立也(高崎健康福祉大職)が137・465点で、初の総合優勝を果たした。初日トップだった新浜は500メートルの2回目で34秒39の1位、1000メートルで3位だった。

 新浜は最後の1000メートルを滑り終えると小さく拳を握りしめた。1987年の黒岩彰以来で、清水宏保も届かなかった栄冠。「五輪金メダリストでも獲れなかった価値あるもの。優勝できるとは自分も周りも一人も思っていなかったと思う」と笑いを誘った。

 前日のムシュタコフに続き、昨年王者のクリズニコフらロシア勢が相次いで棄権。強敵が消えて優勝へ近づいたのは確かだが、加藤条治(博慈会)が8季前に高地のカルガリーで出した総合得点の日本記録を、タイムが伸びにくい低地で塗り替える堂々の滑りだった。得意の500メートルで1回目より速い34秒39をマーク。優勝に必要なタイムを分かって臨んだ最後の1000メートルも懸命に失速をこらえ、高水準の1分8秒台にまとめた。

 外国勢に見劣りしない1メートル83の体で、力強く滑る23歳の大型スプリンター。総合2位を喜んだ昨年の世界スプリントから成長した日本男子のエースは「金メダルが目標の北京五輪へ、いい通過点」と自覚もさらに高まった。

 ▽スプリント部門 2日間で500メートルと1000メートルを2度ずつ滑って総合で争う。昨季まで別の大会だった世界スプリント選手権と短距離から長距離の4種目総合で競うオールラウンドの世界選手権を統合し、3日間の日程で行う。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2020年3月1日のニュース