グリズリーズが連敗を5で阻止 強敵レイカーズを撃破 渡辺雄太は3得点

[ 2020年3月1日 14:12 ]

レイカーズのジェームズをマークするグリズリーズの渡辺(AP)
Photo By スポニチ

 NBAは29日に各地で8試合を行い、西地区全体8位のグリズリーズは地元メンフィスで同1位のレイカーズを105―88(前半58―46)で撃破して29勝31敗。チームの連敗を5でくい止めた。

 ドラフト全体2番目に指名された新人ガードのジャー・モラント(20)は4本の3点シュートなどで27得点を稼ぎ、自己最多に並ぶ14アシストも記録。センターのヨナス・バランチューナス(27)は22得点と20リバウンドを稼ぎ、このカードは今季4戦目で初白星を挙げた。

 ベンチ入りした渡辺雄太(25)は今季12試合目の出場。(1)第1Q終盤から第2Q序盤、(2)第3Q終盤から第4Q序盤、さらに(3)第4Q残り1分45秒から3度コートに登場し、計13分のプレータイムで3得点、2リバウンド、1スティールを記録した。

 渡辺の最初の得点は第2Qの2分7秒。ジョシュ・ジャクソン(23)が外したシュートを右手ですくうようにティップしてオフェンス・リバウンドからの得点をマークした。第3Q残り1分45秒にはペイント内でフローターを放った際に反則によるフリースローを得て2本目を成功。しかしこの52秒後に速攻から試みたダンクはリングに嫌われて自身の得点にはつながらなかった。

 レイカーズの連勝は7で止まって45勝13敗。レブロン・ジェームズ(35)は19得点、10アシスト、アンソニー・デービス(26)は15得点と9リバウンドにとどまり、ロードでは今季30戦で6敗目を喫した。

 西地区全体4位のロケッツは敵地ボストンで東地区全体3位のセルティクスを延長の末に111―110(前半45―56、延長7―6)で振り切って39勝20敗。ラッセル・ウエストブルック(31)が41得点をたたき出して6連勝を飾った。

 敗れたセルティクスは41勝18敗。3点差を追っていた第4Q残り5秒でジェイソン・テータム(21)がフリースローの1本目を失敗し、2本目を故意に外したあとにボールを正面でキープしたジェイレン・ブラウン(23)が起死回生の同点の3点シュートを成功させたが、このカードでは5連敗となった。

 1日にサンフランシスコでウィザーズと対戦するウォリアーズは敵地フェニックスでサンズを退けて連敗を8で阻止。ウィザーズ戦では左手の骨折で長期にわたって離脱していたステフィン・カリー(31)が復帰することになっている。

 <29日の結果>

*グリズリーズ(29勝31敗)105―88レイカーズ(45勝13敗)
*スパーズ(25勝33敗)114―113マジック(27勝33敗)
*ニックス(18勝42敗)125―115ブルズ(20勝40敗)
*ホークス(19勝43敗)129―117トレイルブレイザーズ(26勝35敗)
*ヒート(38勝22敗)116―113ネッツ(26勝33敗)
ペイサーズ(36勝24敗)113―104*キャバリアーズ(17勝43敗)
ロケッツ(39勝20敗)111―110(延長)*セルティクス(41勝18敗)
ウォリアーズ(13勝47敗)115―99*サンズ(24勝37敗)

 *はホームチーム

続きを表示

2020年3月1日のニュース