東京マラソン 大迫傑が自身の日本記録を更新!感涙し「苦しい戦いだった」

[ 2020年3月1日 11:26 ]

東京マラソン ( 2020年3月1日    東京都庁~東京駅前 42・195キロ )

<東京マラソン>力走する大迫
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 東京五輪マラソン男子代表の残り1枠を争う東京マラソンが1日、東京都庁~東京駅前の42・195キロで行われた。今年のレースは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、一般ランナーは参加せず、「エリートランナー」枠の選手のみで実施され、大迫傑(28=ナイキ)が自身の日本記録を更新する2時間5分29秒をマークし、日本選手トップの4位でゴール。五輪代表に大きく前進した。日本記録更新で1億円もゲットした。優勝は2時間4分15秒のB・レゲセ(25=エチオピア)だった。

 大迫はレース後「ずっと前狙ってきた大会だったので日本記録という形で、まだ(五輪代表)内定という形ですけど次につながる走りができたと思います」と胸を張った。そしてゴールした時の心境について「(昨年)9月に(MGCで)3位になり、苦しい戦いだった」と言うと涙が込み上げ「勝ちたい気持ちだけだった」と話した。自分の走りには「東京五輪が決まれば、皆さんに元気を与えられるように、これから少し休んで練習していきたいと思います。自分のキャパシティー以上で走るとどこがでつぶれてしまうと思っていたので、自分の体と対話しまがら走れたかなと思います。守らずにチャレンジできた。次につながる走りだった」とし、最後に「あとは待つだけ。自分自身のベストを尽くせたと思うので、しっかり待ちたいと思います」と話した。

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