【東京マラソン 高岡寿成の展望】設楽積極策なら追うか待つか…駆け引き注目

[ 2020年3月1日 06:00 ]

東京マラソン ( 2020年3月1日    東京都庁前~東京駅前 )

東京マラソンでは旧型の厚底シューズを履く設楽
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 設楽のスタイルを考えると、海外勢に勝負を挑むと予想される。昨年9月のMGCは、独り旅が影響して失速したが、今回は2時間2~4分台を持つアフリカ勢が大勢いる。実力者と一緒に走ることで、単独走より余裕を持ってレースを進められる。さらに、夏場で上り坂があったMGCと比べると、条件が良くなる。前で残る可能性を感じさせる。

 もし設楽の体力が最後まで持てば――。その怖さを、他の選手がどう考えるか。

 設楽が積極策となれば、井上も追う雰囲気がある。山本、村山、佐藤あたりも腹をくくって出るのではないか。MGC3位で優位な立場にいる大迫が動くのかどうか。各選手の序盤の判断が最初の見どころとなる。

 第1集団に付かなくても、第2集団のペースメーカーも日本記録を大きく上回る1キロ2分58秒で走る。割り切って第2集団に付いても、五輪切符を手にできる可能性がある。第2集団の選手間の駆け引きにも注目したい。

 ハーフマラソンでも好記録が続いていることを考えれば、今の選手は日本記録でさえも速いと思っていないように感じる。3強以外が好記録を出してもおかしくない雰囲気がある。(男子マラソン元日本記録保持者、カネボウ陸上部監督)

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