39歳・須長、2大会ぶり五輪切符獲得「長かった」 セーリング女子RSX級

[ 2020年3月1日 05:30 ]

女子RSX級に出場した須長由季(共同)
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 セーリングのRSX級世界選手権は29日、オーストラリア・ソレントで最終日が行われ、女子は須長由季(39=ミキハウス)が日本勢トップの総合21位で、東京五輪代表に決まった。日本セーリング連盟が定める選考会の総合得点でトップが確定し、12年ロンドン以来2大会ぶりの五輪切符を獲得した。

 ベテランは「長かった。やっと終わった」と安どの息を吐いた。16年リオ五輪代表の伊勢田からも祝福の言葉をかけられ「ライバルからの“おめでとう”はジンときた」と涙。リオで出場を逃し、一時は引退を考えながらも自国開催の五輪を目指した39歳は「よく諦めずにやったなという感じ」と振り返った。

 長年のライバル関係だった08年北京五輪代表の小菅寧子氏から指導を受ける。「意地を張っても仕方ない」と自ら頼み込み、自身に足りなかった戦術面を学び、成長。8位入賞を掲げる今夏の本番へ「やることはいっぱいある。成績が求められるので上げていきたい」と飛躍を誓った。

 ▽RSX級 ウインドサーフィンの五輪正式種目で、全長2・86メートル、重量15・5キロのボードを使用。強風時には最高時速が50キロになり、微風時も全身を使ってセールを前後に動かす「パンピング」で進むことができる。体力とともにスピードをコントロールする技術が求められる。

 ◆須長 由季(すなが・ゆき)1980年(昭55)12月28日生まれ、埼玉県坂戸市出身の39歳。埼玉・星野女高(現星野高)―明大。12年ロンドン五輪代表で21位。昨年のW杯江の島大会9位。プロのウインドサーファーとしても活躍。1メートル71、63キロ。血液型O。

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