鶴竜 初の連覇チャンス、26日栃ノ心と対決「集中するだけ」

[ 2018年5月26日 05:30 ]

大相撲夏場所13日目 ( 2018年5月25日    両国国技館 )

大相撲夏場所13日目 逸ノ城(右)を寄り切り1敗を守った鶴竜(撮影・三島 英忠)
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 横綱・鶴竜が自身初の連覇のチャンスを迎えた。関脇・逸ノ城をもろ差しから寄り切り、1敗を死守。関脇・栃ノ心が平幕の正代に敗れて初黒星を喫したため、ついにトップに並んだ。14日目は栃ノ心との1敗対決を迎える。2敗の白鵬は勢を退け、優勝の可能性をつないだ。

 厳しい攻めで賜杯を視界に捉えた。225キロの逸ノ城に両上手を取られても、鶴竜は前に出た。「あそこまでいったら早めに勝負にいかないと」。栃ノ心が敗れた2番後、ついにトップに並んだ。

 寄り切りの勝利は、204キロの魁聖を破った3日目に続き2度目。その相撲は巨漢力士攻略のお手本のような内容だった。もろ差しになると、深く取った左の下手に対し、右の下手は浅いところを取り直した。そこから右肘を張りながら攻めた。「ああしないと相手の腹に乗る可能性もある。ああすれば相手の力が入らない」。負傷を抱える右手は今でも痛いというが、理にかなった相撲で横綱の威厳を示した。

 14日目は栃ノ心との1敗対決。春場所は4度目の優勝を飾ったものの、12日目に土をつけられた。借りを返すことができれば、自身初の連覇に大きく前進する。それでも「いつも通り自分の相撲に集中するだけ」と相手が誰でも高ぶる気持ちはない。それが強さの秘けつでもある。

 横綱昇進後、2場所連続で14日目を1敗で迎えるのは初めてだ。昨年は皆勤が1場所で引退危機に追い込まれたが、それもプラスに捉えている。「人それぞれだが、自分は壁にぶつかって、それを乗り越えていく」。苦しんだ分だけ強くなれた。それを再び証明する。

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