被害QBの父が加害選手の直接謝罪の模様を公開 お互いに涙

[ 2018年5月26日 17:37 ]

<関学大アメフット会見>加害選手の嘆願書を手にする奥野康俊さん (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 学生アメリカンフットボールの試合で負傷した関西学院大QBの父で大阪市議の奥野康俊氏(52)が26日、フットボール部の会見終了後に独自に会見に応じ、悪質なタックルを犯した日本大の宮川泰介選手(20)の“直接謝罪(18日)”の模様を公開。「一緒に来られた向こうのお母さんも泣いていました。あそこまで追い込まれた状況がかわいそうでした」と、関学大関係者に席を外してもらって行った家族同士の対面でのやりとりを明らかにした。

 奥野氏は「録音していいですか?」と宮川選手に求め、同選手は「いいです」と了承。その行為で奥野氏は「真実をしゃべるのだと確信しました」と誠意を感じたという。

 奥野氏は「やった事実は消えない。これは別ですよ」と同選手に伝えたが「最終的には握手するところまで持っていきたい」と今後の展開についても言及。最後には「一緒に頑張りましょうね」と語ったという。

続きを表示

2018年5月26日のニュース