関学大監督 日大前監督に抱く大きな疑問「なんていう指導だ」日大選手の現役続行を希望

[ 2018年5月26日 16:31 ]

記者会見する関西学院大アメリカンフットボール部の鳥内秀晃監督
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 6日に行われた学生アメリカンフットボールの試合で日本大のディフェンスライン(DL)宮川泰介選手(20)が無防備な関西学院大のクオーターバック(QB)に後方から悪質な反則タックルをして負傷させた件に関して関学大アメリカンフットボール部は26日、兵庫県西宮市内で3度目の記者会見を行い、「多くの矛盾があり、到底真実とは認定できない」と日大の再回答に反論。十分な信頼関係を取り戻せるまでは日大との定期戦を中止すると発表した。

 また、22日に行われた宮川選手の会見で宮川選手が「好きだったフットボールがあまり好きではなくなってしまった。僕がアメリカンフットボールを続けていく権利はないと思っていますし、続けていくつもりはありません」と話したことについて鳥内秀晃監督(59)は「私はやってほしいと思っている」と宮川選手のプレー続行を希望。23日に行われた日大の会見で内田正人前監督(62)が宮川選手の選手引退という決断が理解できないという主旨の話をしたことに関しては「ならば、なぜあんな指導、追い込み方をするのか。体罰、恐怖心ではなく、なんで話をしてあげないんだ。なんていう指導だ、というのはある」と怒りを隠せなかった。

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