朝青龍おい豊昇龍 序二段全勝Vに歓喜「叔父さんに電話する」

[ 2018年5月26日 05:30 ]

大相撲夏場所13日目 ( 2018年5月25日    両国国技館 )

大相撲夏場所13日目 佐々木山(右)を下手投げで破り序二段優勝を決めた豊昇龍(撮影・郡司 修)
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 元横綱・朝青龍のおいで、西序二段42枚目の豊昇龍が全勝優勝を決めた。右の内掛けで佐々木山の体勢を崩し、右からの下手投げ。「アマチュアでは、ずっと2位、3位。メチャクチャうれしい。帰ったら叔父さん(元朝青龍)に電話する」と喜んだ。今年初場所で初土俵。前相撲と序ノ口だった春場所は、横綱・大鵬の孫、納谷にともに敗戦。納谷が6番相撲で敗れたため、今場所の対戦は実現しなかったが「次は三段目でやりたい」と高校相撲で活躍した同期生との再戦を熱望した。

 ▽序二段優勝(7戦全勝)豊昇龍(ほうしょうりゅう=本名スガラグチャー・ビャンバスレン)西42枚目、モンゴル・ウランバートル出身、立浪部屋。千葉・日体大柏高相撲部から18年初場所初土俵。元横綱・朝青龍のおい。得意は右四つ、寄り、投げ。1メートル85、112キロ。19歳。

 ▽幕下優勝(7戦全勝)霧馬山(きりばやま=本名ビャンブチュルン・ハグワスレン)西35枚目、モンゴル・ドルノド県出身、陸奥部屋。15年夏場所初土俵。得意は左四つ、寄り、投げ。1メートル84、124キロ。22歳。

 ▼霧馬山 この日が一番大事な相撲だと思い、昨日(24日)の夜から集中していた。前に出る相撲を取って、早く十両に上がりたい。日馬富士関や千代の富士関の相撲を目標にしている。

 ▽序ノ口優勝(7戦全勝)周志(しゅうじ=本名前田周司)東11枚目、奈良市出身、木瀬部屋。14年春場所初土俵。得意は突き、押し。1メートル75、134キロ。22歳。

 ▼周志 去年の九州場所前に腰のヘルニアの手術をして、今場所で復帰した。一番一番集中し、自分の相撲を取れた。まだまだ通過点。地道に努力して番付を上げていきたい。

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