日本のメダルは8個で確定 ボブスレー、4回戦に進めず

[ 2014年2月23日 19:50 ]

<ボブスレー>勢いよくそりに乗りこむ(左から)鈴木、黒岩、宮崎

 ソチ五輪最終日の23日、ボブスレー男子4人乗りで、鈴木寛(40=北野建設)、黒岩俊喜(20=仙台大)、佐藤真太郎(33=大東大教)、宮崎久(32=大倉山藍田学舎)の4人で臨んだ日本は3回戦を終えて26位。上位20組による4回戦に進むことはできなかった。男子2人乗りで優勝したアレクサンドル・ズブコフが操縦するロシアAが勝った。

 鈴木は「結果は悪いけど、チームはまとまっていたし、僕の中ではいい五輪だったと思う」と言い、現役続行については「ない。要請があれば、日本のボブスレー界を背負って立つ人を育てたい。」と話した。

 また、山本忠宏監督は「この結果は恥ずかしい。やはり世界の中では後ろの方。強化方針を抜本的に再検証する」と語った。

 日本勢が出場する競技が全て終わったため、日本のメダル数は8個で確定した。海外の冬季五輪で史上最多。入賞も海外の五輪で最多だった前回バンクーバー五輪と2002年ソルトレークシティー五輪の27を1つ上回る、28に達した。

続きを表示

この記事のフォト

2014年2月23日のニュース