真央 世界選手権も五輪構成“伝説の4分”日本で再現

[ 2014年2月23日 05:30 ]

エキシビジョンで華麗な演技で観客を魅了する浅田

ソチ五輪フィギュアスケート

 “伝説の4分間”を日本で再現する。フィギュアスケート女子で6位だった浅田真央(23=中京大)が22日、世界選手権(3月26日開幕、さいたまスーパーアリーナ)に五輪と同じプログラム構成で臨むことを明かした。今大会のフリーで見せた、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を含めた3回転以上を8度跳ぶ「エイト・トリプル」を完遂し、現役ラストとみられる大会で金メダルを目指す。

 まだ五輪エキシビションを残していても、視線は新たな目標に向いていた。日本開催の大舞台となる世界選手権が、来月26日にさいたまスーパーアリーナで開幕。浅田はトリプルアクセル、3―3回転ジャンプを組み込んだ、ソチ五輪と同じ世界最高峰のフリー構成で臨む。この日のエキシビションの練習を終えると「期間がないので(五輪と)同じで。頑張ります」と柔らかな笑みを浮かべてバスに乗り込んだ。

 SP16位という逆境から見せた、魂のフリーは世界中に感動を与えた。現役の女子スケーターで浅田しか跳べないトリプルアクセルを今季初めてジャッジの加点付きで決め、残りのジャンプも転倒やバランスを崩すことなく全て着氷した。ほんの少しの心残りは、コンビネーションの2つ目で跳んだ3回転ループと3回転トーループが回転不足の判定だったこと。自国開催の世界選手権で目指すのは、3回転以上を8度跳ぶ「エイト・トリプル」の完遂だ。

 22日のエキシビション、23日の閉会式に参加した後、24日にチャーター機でソチを離れる。25日の帰国後は、すぐに始動するつもりだ。世界選手権には長年のライバルで今大会銀メダルだったキム・ヨナ(韓国)は出場しないが、金メダルのソトニコワは出場予定。「1日くらい休んでから練習します」。20日のフリー後はエキシビションの練習などで軽く体を動かしているだけ。世界選手権もハイレベルな争いになるだけに、早く通常練習を再開したいところだ。

 昨季が終了した昨年4月、ソチ五輪シーズンとなる今季限りでの現役引退を表明した。この日は休学中の中京大への復学を含めて「今後のことについては(試合が)全部終わってから考えます」と明言を避け、今季最後の大会となる 世界選手権を見据えた。21日のテレビの生出演では「世界選手権はショート(SP)もフリーも完璧な演技を見せたい。笑顔を届けられたらいい」と気合を入れていた。狙うのはソチで獲れなかった金メダル。応援してくれたファンへ、黄金のスマイルが浅田からのプレゼントだ。

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