中部電力、前回Vスイスに6―7惜敗 世界選1次L初戦

[ 2013年3月17日 06:00 ]

スイス戦でスイープする中部電力の松村(左)と市川(右)。奥中央は清水

 ソチ冬季五輪の出場枠が懸かるカーリング女子の世界選手権は16日、ラトビアのリガで開幕し、日本代表の中部電力は1次リーグ初戦で前回優勝国のスイスに6―7で惜敗した。1点リードで第10エンドを迎えたものの、最終ショットで2点を奪われて逆転を許した。大会は12チームが1回戦総当たりの1次リーグを行い、上位4チームがプレーオフに進出する。日本は17日の第2戦でデンマークと対戦する。

 初の大舞台でも気後れせずに戦った。昨年の世界選手権優勝チームを国内選手権で破ってきたスイスの4人。だが、中部電力の4人は強敵相手に互角に渡り合った。サードの市川美余主将は「前回優勝した国のチームと対等に戦えたし、次につながる」と前向きだった。

 市川は体調不良で15日の公式練習を休んだが「きょうに照準を合わせて大事を取った。おかげで回復した。集中してプレーに臨めた」と言う通り、要所で再三の好ショットを見せた。第3エンドに2点を奪われた後の第4エンドでは、縦に3つ並ぶ石を次々にはじき追いついた。3―4の第6エンドにはスキップの藤沢の冷静なショットで2点を奪って逆転。6―5で迎えた最終第10エンドは一進一退の攻防。しかし、有利な後攻だったスイスに最後のショットで2点を奪われた。

 黒星スタートだが、強敵をあと一歩まで追いつめて手応えは十分。一昨年のパシフィック・アジア選手権での惨敗からはい上がってきたチームは、悔しさをバネに力を蓄えてきた。昨年の同選手権で2位となって出場枠を得た今大会。上位進出が日本の五輪出場枠獲得にもつながるだけに「日本代表としても戦いたい」(市川)という思いがある。1つの黒星で下を向いてはいられない。

 ▽カーリング女子のソチ五輪への道 五輪出場枠は開催国ロシアを含めて10カ国。昨年と今年の世界選手権の成績で上位7カ国が決定。残り2枠は12月の世界最終予選で決まる。日本は昨年の世界選手権に出場していないため、今大会で五輪切符を得るには好成績が必要となる。9月の日本代表選考会は五輪代表か、最終予選の出場チームを決める場となり中部電力と北海道銀行、札幌国際大、LS北見で争う。

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