真央 大逆転へいきなりトリプルアクセル→3―3回転

[ 2013年3月17日 06:00 ]

公式練習する浅田真央。左はキム・ヨナ

フィギュアスケート世界選手権公式練習

(3月15日 カナダ・ロンドン=バドワイザー・ガーデン)
 2つの大技で大逆転を実現する。16日の女子フリーに向け、SP6位の浅田真央(22=中京大)が15日、練習リンクで公式練習を行った。フリー使用曲「白鳥の湖」を流した際には、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を何とか着氷。練習後半ではトリプルアクセルで転倒もあったが、3回転フリップ―3回転ループのコンビネーションは軽やかに決めた。

 2月の四大陸選手権では3回転ループ、トリプルアクセル、3―3回転の順に跳んでいたが、今大会は順番をチェンジ。よりフレッシュな状態で大技を跳べるように、冒頭からトリプルアクセル、3―3回転の順にした。

 この日はミスもあったが、佐藤信夫コーチ(71)は「調子はまあまあ。(トリプルアクセルと3―3回転の)確率は悪いけど、本人がやる気になってますので」と説明した。SP首位のキム・ヨナ(22=韓国)とは7・87点差。完璧な演技なら、3年ぶり金メダル奪回も射程圏だ。

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