引責辞任求める副会長 全柔連、内部抗争も背景に

[ 2013年3月17日 21:37 ]

 問題続きの全日本柔道連盟(全柔連)に会長人事という難題が噴出し、18日の理事会は波乱含みとなる。上村春樹会長の引責辞任を強く求める佐藤宣践副会長は現在の柔道界を「非常事態」と表現した。関係者によると、背景には内部抗争も働いている。

 「このままでは日本柔道のイメージが下がる一方だ」と話す同副会長は、暴力問題が表面化して行われた2月5日の臨時理事会後、理事全員の責任問題に発展する可能性を示唆した。その時から相当な決意を抱いて18日の理事会に乗り込む腹積もりだった。

 佐藤副会長は東海大柔道部トップの主席師範。関係者によると、大学の教え子の山下泰裕理事を会長に推したいという思いがある。実際に柔道界では東海大内外の指導者から「山下先生がトップに立てば、雰囲気は絶対に変わる」との待望論は根強い。

 明大出身の上村会長はこうした動きに対抗し、続投の姿勢を崩さない。別の関係者は仮に辞任に追い込まれたとしても、執行部最高齢で同会長が信頼を置く藤田弘明副会長が起用される可能性も少なくないと指摘した。

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