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昨年と同じ流れなら…緊急事態宣言解除後ごろからタカノハが動きだす

[ 2021年9月17日 05:30 ]

昨年10月中旬に浦河町で53センチ
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】秋のタカノハ本格シーズン開幕にはまだ間があるが、襟裳岬東側~広尾にかけての黄金道路海岸では8月後半からポツポツとタカノハ情報が聞こえてきている。猛暑の影響で高海水温状態だったが、同海岸では下り傾向で解消されつつあるのが好影響していると思われる。

 しかし、まだ極端な変化はないようで特に襟裳岬から西側海岸では、まだまだ高めが続いているのが現状だ。これらのことを踏まえて黄金道路海岸への釣行を予定していたのだが、またもや緊急事態宣言のため自粛することに。残念ではあるが、今はワクチン接種を早く終わらせて、いつでも釣行できる態勢を整えておくのが先決と考えている。

 さて、気になるタカノハの状況だが、昨年の流れとかなり似ているようだ。私が得意のフィールドとしている日高海岸では、昨年は高海水温による夏枯れが9月いっぱい続き、姿が見えだしたのは10月に入ってから。そして中旬すぎから一気に爆釣モードに突入し、毎回10~20匹の釣果があった。例年なら終漁となる11月に入ってもペースは衰えず、結局11月半ばまで楽しめた。海水温が下がるのが遅れ、秋の最盛期が半月ほどズレた形となったと思われる。

 昨年と同じ流れならちょうど緊急事態宣言の解除後ごろからタカノハが動きだすと予想され、期待できそう。釣行準備と体の充填(じゅうてん)期間として今は無理をせず釣行は控え、“その時”が来たら万全の態勢で挑む予定だ。(札幌市・佐藤 貢)

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