×

早春!!ヤリ~イカ40センチ級 日中はエギング、暗くなったら餌巻きスッテで攻略

[ 2024年3月4日 04:30 ]

40センチに近い良型のヤリイカを釣った沢木さん
Photo By スポニチ

 【純平の磯リポート】秋田県・男鹿半島の各磯でヤリイカが順調に釣れている。日中はエギング、暗くなってからは電気ウキを使った餌巻きスッテで狙う。暖冬の影響で少し早めの春となった男鹿の磯で良型と出合うことができた。(スポニチAPC・小林 純平)


 今回の釣行に同行した秋田市の沢木俊さん(52=会社員)と、夕方前に館山崎地磯に入座。波は穏やかで、すでにエギングのキャストを繰り返している釣り人の姿が見られた。

 沢木さんのタックルは、2号の中通し竿に3号のライン、ハリスは2号1メートル。ウキは高輝度LED3号。餌巻きスッテには鶏のササミ肉を極細ワイヤで巻いた。日没前に釣りスタート。タナは約5メートルに設定した。潮はゆっくり流れており期待が持てる。1時間ほど経過して、周囲が薄暗くなってきたころに、沢木さんが「来たようだよ」。ロッドをゆっくり立て、テンションをかけながら数回リーリングさせ、岩場に抜き上げた。40センチに迫る良型だった。

 夕暮れも間近、これからがチャンスと気合を入れ直したが、いくら待てども筆者のLEDウキには当たりは出ず、ただ波間に漂うだけ。タナも度々替えてみたが効果はなかった。その間にも沢木さんはポツポツと釣り上げている。

 すっかり暗くなってから筆者のウキの明かりが海中に引き込まれた。ゆっくりラインを引き戻すような合わせで、ようやくイカが乗った。慎重にリーリングを繰り返し、今シーズンの初釣果に巡り合えた。自慢できるサイズではなかったが、うれしいお土産をゲットすることができた。

 だが、これからという時に海は次第に荒れ始め、足元に波が上がるようになってきたので納竿することにした。

 男鹿のヤリイカ釣りのメインは磯場だが、海が荒れ模様の時などは漁港の堤防周りも狙いたい。釣期が長いターゲットだけに楽しみである。(マルキユーフィールドテスター)


 ≪ベストショット≫

◎釣り宿 真鶴・国敏丸=(電)0465(68)2800

▼釣り物 ブリ9.6キロ

▼釣った日とポイント 1月14日、真鶴沖

▼釣り人 神奈川県秦野市の上西健斗さん

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る