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ヤマメ、イワナ、アマゴ本番早まりそう 3・1解禁!!関東近県河川最新情報

[ 2024年2月19日 04:30 ]

ヤマメが掛かった奥道志川の川原畑集落付近のチャラ瀬
Photo By スポニチ

 【渓流2024】釣り界に春を告げる3月1日の渓流解禁が目の前に迫った。温暖な日が多かったため、水温は高く例年より本番は早まりそう。気になる各河川の放流状況など最新情報をお届けしよう。(スポニチAPC・諏訪本 修三)


 ▼奥道志川(山梨県)
 昨年夏以降は出水もなく、稚魚放流や成魚放流魚の歩留まりも良さそう。解禁前の放流は例年通り少なめ。しかし解禁以降は週末、連休前にしっかりと成魚放流を実施するので楽しみ。下流域の両国地区(月夜野集落)~久保集落間はV字峡なので徒歩での入渓は厳しい。点在するキャンプ場に車を止めて狙おう。
 大室指集落から上流部は、足場も良いので漁協の指定する駐車ポイントなどからの入渓がオススメ。今年も制限は20匹なので厳守。今季から支流の櫓(やぐら)沢は禁漁になり、椿沢が入漁できるようになった。

 ▼桂川本支流(同)
 漁協の管理は折り紙付き。大型で幅広の居着きヤマメやイワナを狙うなら、本流・島田から猿橋公園間をじっくり狙おう。足場の良い釣り場なら支流の鶴川・葛野・笹子・真木川の本流で。各支流の上流部は居着きのヤマメやイワナが棲息。水温が上昇する4月以降に静かに狙いたい。

 ▼早戸川・中津川本支流(神奈川県)
 中津川本流下流部は、昨年と同じく角田大橋~南沢合流点がリリースなしの釣り場。南沢合流点~上流の魚止めエン堤まではキャッチ&リリース(C&R)区間。今シーズンは宮ケ瀬湖から上流部の中津川本流や、支流部・早戸川本支流部もC&R区間が設定されているので漁協のウェブサイトなどを必ず確認して入渓しよう。

 ▼道志川下流(同)
 此の間、大川原地区の釣り場は足場も良く、ビギナーからベテランまで気軽に数釣りが楽しめる。放流魚や天然魚、準天然魚のヤマメなども狙える。駐車場所なども指定、管理されているので安心して入渓できる。

 ▼狩野川(静岡県)
 本流ファンなら中流・尾崎荘裏~嵯峨沢橋前後のポイントをじっくり狙おう。温暖な地なので開幕時から活性の高い幅広アマゴが釣れる。淵はもちろん、平瀬でも餌を追う。支流域では大見川・吉奈川・持越川など、上流域までしっかりアマゴが居着いているので狙い目だ。解禁当初からテンカラ・フライ・ルアーに反応するアマゴが多く楽しい釣り場である。

 ▼興津川(同)
 解禁当初、本流上流部・大平車庫前後が放流魚に交じり天然魚も釣れる。水温が上昇する4月ごろからは、テンカラやフライに反応するアマゴも多い。支流・黒川や石沢川は魚体の奇麗なアマゴが釣れるので面白い。(東レフィールドテスター) 

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