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寒サバ求めて、和歌山・日高町比井「岬丸」へ 船頭の合図で仕掛け投入→即ゲット!旬の美味を狙おう

[ 2024年2月7日 05:30 ]

3連で良型寒サバを釣り上げた中島敏典さん
Photo By 提供写真

 季節の表現に実りの秋という言葉がある。山の幸、海の幸とさまざまな物が旬を迎えおいしいものがたくさんあるとされている。しかし、われわれ釣り人は寒い冬においしい食材となる魚がいることも知っている。そこで今回はその中でも別格といえる寒サバが釣れ始めたと聞き、和歌山県・日高町比井から出船する岬旅館・岬丸(スポニチ釣り指定店)へ行ってきたので紹介したい。 (スポニチAPC・矢野 貴雄)

 この時季の人気ターゲットということもあり、土日などは予約が困難になるため、平日に釣行した。受付開始時間の少し前に到着し、身支度を整え受け付けを済ませ船へ移動。

 ここでは駐車スペースから船まで荷物を運ぶのに台車を借りることができるので、クーラーボックスとタックルバッグを載せ船着き場へ。釣り座は予約順に選ぶ方式となっており、順に従いそれぞれ乗船。この日は私を含め5人ということで釣り座は広々とした感じだ。

 さて、夜明けの少し前にポイントとなる「ラングイ」へ向け出航した船は、およそ1時間で到着。船頭は魚群探知機でサバの群れを探し始めた。

 群れを見つけ次第仕掛けを投入し、群れが消えたら次を探すというスタイルでの釣りなので、船が止まるとすぐに仕掛けを投入できるようにわれわれは準備をして待つ。

 船頭から投入の合図が出た。素早く魚のいるタナまで仕掛けを入れるためにやや重い150号のオモリを結んだ仕掛けを指示されたタナまで一気に沈める。

 仕掛けを投入と同時に掛かってきた。しかも連でサバが上がってきた。幸先のいいスタートだ。

 この調子で船が止まって指示が出たらすぐに投入。これを確実にこなせばサバが3連、4連で掛かることもある。また、たまにメジロやブリなどの大型青物が掛かるが、それもまた一興。全員が十分なお土産を確保できたころに沖上がりの時間を迎えた。

 岬丸では、今月から来月にかけて寒サバが狙えるほか、こちらも美味なカワハギ釣りにも出船しており、冬のおいしいもの狙いにオススメ。

 また、旅館での宿泊のほかに釣り客は無料仮眠所も利用可能となっている。詳細・問い合わせは「岬丸」(電)0738(64)2975へ。

 ◆アクセス 大阪方面からは阪和自動車道を経由し湯浅御坊道路・川辺インターを出て国道42号へ、紀伊内原駅前の信号を西へ約10分。

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