マアジ!!カサゴ!!マゾイ!!TOKYO湾延長戦 金メダル級ラッシュ

[ 2021年7月26日 07:09 ]

良型カサゴの一荷に大満足の林悠二APC
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 【ガイド】夏を迎えた東京湾一帯では、ライトタックル(LT)で狙うマアジが絶好調だ。時には束超えの日もあるが、この時季の敵は照りつける太陽。お肌にも悪いし、熱中症も怖いので午後船へ。短時間で勝負を決めようと思ったが、試合はなぜか延長戦へ…。(久世 明子)

 アスリートには東京五輪・パラリンピックという戦場があるなら、釣り人には船上というフィールドがある。短時間だけに“より速い手返し”“より強い誘い”が数釣りの勝敗を分ける。

 横浜~本牧沖(水深25メートル)に到着。渡辺釣船店の杉村裕二船長(39)の「タナは底上2メートルです」の合図でスタート。コマセをまくとすぐバリバリという当たりを期待したが、竿先はピクリとも動かない。程なく大ドモを陣取った八王子市の小野昭二(あきじ)さん(44、会社員)が塩焼きサイズのマアジをゲット。「大物を狙ってベタ底付近を攻めています」とニンマリ。

 チャンスは突然到来した。群れが寄り始めたのか18~28センチがバタバタとヒットし始めると、渋谷区の西井遙人君(小2)のにぎやかな声が響いた。船釣り初挑戦で6匹を上げたが「ちょっと暇な時間があった」と話す遙人君の仕掛けは、片天ビン仕掛けはなさそう。同行した父親(42)は「バチコンアジングという狙い方です。本来はジグヘッドにワームをセットしますが、子供なので特別に青イソメを付けています」と説明してくれた。

 釣果は3~28匹といまひとつだったが、トップはアジング狙での釣り人だった。主流になりつつあるLTの出現も驚いたが、マアジもワームで狙う時代が到来するとは。釣り人の探究心に感心しながら、ゴクリと飲み干した水はおいしかった。

 午後船も暑かった。バテ気味で桟橋に戻ると、見覚えのある人物に遭遇した。林悠二APCだ。釣りのノウハウを叩き込んでくれた大先輩から「続けて行くでしょ?」の誘いを受けたらやっぱり船に乗るでしょ。隣の釣り座を陣取り、本牧沖へ向かった。詳細な釣り方は林APCの「名人への道」(29日付)をご覧くださいね。

 餌の青イソメは1匹丸ごとの大盤振る舞い。仕掛けを着底させ、しばらく待っているとツツツ…と小気味よい当たり。根に潜られないよう竿を立てたまま巻き上げると、20センチ級のカサゴが姿を現した。船下、チョイ投げ、どちらでもカサゴと黒メバルがほぼ入れ食い状態。頬に当たる風が涼しくなった頃、ひときわ大きく竿が弧を描いた。上がってきたのは29センチのマゾイ!「それは珍しい。凄いね」と褒められニンマリ。まさに金メダルものの一匹だった。

 その後も勢いは止まらず、小型はリリースする余裕っぷり。3目合わせ40匹で納竿となった。マアジは散々だったが、さすが夜型人間の記者。こちらの方が性に合っている!?

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、横浜新山下・渡辺釣船店=(電)045(622)8381。出船は午前7時と午後0時半、乗合料金は各船6000円、夜カサゴ船は土日祝日限定で出船午後5時半、料金は6500円。

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