クロダイお宝40センチ!ヒラメは海底に大判

[ 2020年7月26日 08:44 ]

斎藤さんは食い渋りの中、本命を釣りこの笑顔
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 【東北の釣り】夏本番のクロダイを狙って秋田県男鹿市の船川港へ釣行。小魚は少なく釣りやすかったが本命の当たりは遠かった。一方、宮城県仙台湾では大判のヒラメが釣れている。今がチャンス!

◎秋田県男鹿半島・船川漁港
 港内の水深は約5メートル。この日同行した南秋田郡の斎藤幸作さん(67=自営)は、港内の作業船が係留している岸壁から竿先をポイントにしていたが波ひとつない静かな水面。遠矢ウキが数センチ単位で動く微妙な当たりも読み取れる。だが、数投目にはオキアミからマルキユー「チヌパワーくわせダンゴ」釣法に替えていた。ベタ底狙いにしてからはオキアミの残る回数が増えてきたという。

 筆者のポイントは、斎藤さんとは背中合わせで風と波で釣りづらい沖向き。波は高いが、これまで実績のあるポイントなので簡単には諦めることはできない。

 しかしオキアミは取られるが練り餌の同「食い渋りイエロー」に替えると、魚の気配は全くなくなり、丸い形そのままに残ってくる。くわせダンゴを試してみたが当たりが出ることはない。
 数時間経過して、斎藤さんにようやく笑顔が戻った。クロダイの幼魚のカイズが釣れたのである。本命には遠いがクロダイには違いがない。

 くわせダンゴがバラケる前に、ウキが数センチ押さえ込まれ、間もなく水中に消えた。またしてもカイズだが手のひら大とサイズアップしてきた。

 相変わらず沖向きで竿を振る筆者には、当たりらしい当たりもなく時間だけが過ぎる。これまでか…その時、後ろから呼ぶ声が。斎藤さんのロッドがカイズとは違う曲がりを見せていた。とうとう捉えたクロダイの当たり。筆者の差し出すタモに入った40センチの大本命であった。(スポニチAPC・小林 純平)

◎宮城県仙台湾亘理沖
04 午前5時15分、亘理沖天然根周りのポイントに到着したきくしん丸。菊地憲吾船長から「水深は35メートルです、海底の根はきつくないので底から1メートルほど上のタナを狙ってください」とのアナウンスで釣りを開始。餌は各自に配られた生きたマイワシを使用。親バリは上顎先端の硬い部分、孫バリは腹ヒレの付け根に装着するのが一般的。根がきついポイントや漁礁などでは根掛かり回避の目的で、孫バリを背に装着するのがおすすめ。私の竿に1投目から魚信が伝わった。「コツン、コツン」「ツーン、ツーン」と前当たりのみで、なかなか本当たりに移行せず、待っていると餌が離されてしまい、歯型のみの回収となった。そして、3打席(当たり)連続の空振り(バラシ)をしてしまった。

 シーズン中10回は来るという、角田市・加藤泰彦さん(66=自営業)は「私のベストは8年前に釣った96センチです。仕掛けが絡まないように海底に送り届けるように注意するだけです」と57センチを食わせた。

 今シーズンすでに3回目のヒラメ釣りという、岩沼市・昆布谷稔さん(64=会社員)は「自宅から港まで20分。地元の海で釣った新鮮な魚を家族が囲む食卓に。最高ですね」と68センチを釣り上げた。

 間もなく最盛期に突入する亘理沖のヒラメ釣り。今年も数・サイズ共に大盤振る舞いになりそうだ。(スポニチAPC・菅野 順也)

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