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一石二“釣”の便利グッズ 女性でも大型ヒット間違いなし!?

[ 2020年5月18日 07:15 ]

こんなに女りガールが増えたとは…釣りを始めた当初は、こんな光景は夢のまた夢だった
Photo By スポニチ

 【私と釣り】初夏の日差しがまぶしいけれど、魚たちに合いたいなあ。そんな気分の時は大型をゲットする“妄想”釣行で気を紛らわせている。最近の釣り業界は様変わりしたなと思う出来事をお届け。また、100円(税抜き)で作れる便利グッズを紹介します。(久世 明子)

◆67人の「釣りガール」に感激

 十数年ぶりに戻った世界は、一変していた。こんなに「釣りガール」が増えていたなんて!

 入社直後、言い渡された担当は「釣り」。虫餌はもちろん、魚も触れないピュア?な女性記者が放り込まれたのは暗い、汚い、臭いの3Kイメージしかない職場で、先が思いやられたものだ。当時は女性という珍しさもあり、船長や同乗者、名だたる名人たちの手を借りメキメキと上達。「女性に釣りの楽しさを知ってもらおう」と日々走ってきたが、30代になり社会面担当に。この時点では女性釣り人の姿はパラパラ程度だった。

 業界を離れても、外側からウオッチング。釣りガールという言葉も確立して、盛り上がりは感じていました。念願だった釣り担当に昨年復帰したところ、9月の「2018レディースマグロチャレンジ」の盛況ぶりに目を丸くした。

 参加者は67人。ピンクや黄色の淡い色のウエア姿で船上も華やかで、自前のタックルを持ち込み、慣れた手つきで仕掛けをセット。しかも、スタッフらの手を借りることもなく、数十キロあるマグロとの格闘を楽しんでいた。女性だらけの釣り大会が成立するなんて…微力ではありますが、まいてきた種が大きく実ったと実感できた瞬間だった。

◆時間がある今こそ試行錯誤

 釣行できない時は、仕掛け作りや道具の手入れをするのがオススメ。しかも100円グッズを使うなら、手軽に試せて一石二“釣”でしょ?

 最近のヒット作は、足指を広げるリラックスグッズの裏に、マグネットテープを貼り付けた「簡単ロッドキーパー」(写真手前)。準備する際、自動車のボディーに付ければロッドは固定され、ガイドで車を傷つけることもナシ。裏に両面テープを付ければ壁でもOK。一気にキレイになります!

 毛糸でポンポンを作る「ポンポンメーカー」(同右)はライン交換の時の強い味方。ハンドルを回せば、スプールからラインがあっという間にほどける。最後はハサミでカットする手間はあるものの、ゴミも小さくなり超便利。

 強い味方となりそうなのが、お菓子の「グミ」(同左)だ。ブラックバス釣りではワームを使えない湖も増えているので、代替品として使えたら便利だなと。実績はちゃんとアリ。ブドウ味にキンメダイがダブルヒットしました。何味がいいか?大きさは?うま味調味料をまぶしてみるのはどうかなと研究中。これに大型がヒットしたら…妄想は膨らみまくってます。

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