初心者でもコイ!!来た!78センチ 磯竿に浮き釣り仕掛けでチャレンジ

[ 2020年1月4日 07:46 ]

小田さんは78センチの大物を胸に抱き喜びを隠しきれない
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 【奥山文弥の釣遊録】最近、ライトタックルでやる川のコイ釣りにハマっていて昨年はメーターオーバーのソウギョまで釣ることができました。そんな話をフライキャスティングレッスンの時にしたら「私たちも是非釣ってみたい」という人がいたので案内することにしました。

 メンバーはフライをする平井忠さんと三上隼平さん。そして釣り初心者の小田勲さんです。年の瀬が迫ったころ、4人で東京郊外の浅川に出かけました。 昨年11月に釣りデビューしたばかりの小田さんは、フライだと釣れなかったら困る、とにかく餌でもなんでも釣ってみたいというので、磯竿にウキ釣り仕掛けでやってみました。ロッドはボロングレ3号54、リールはトーナメントZ2500、ラインはサンラインキャストアウエイ20ポンド(PE)、ハリスはVハード4号。ハリはがまかつ「フッキングマスターL」です。

 慣れない小田さんは長い竿を扱うのはもちろん初めて。魚のアタックがあっても、スピニングリールのベイルをすぐさま返したり、合わせがうまくいかなかったり、すべてが初めてのことばかりなので、ヒットした魚もラインをたるませてしまって外れてしまいました。もったいないというより、本人はてんやわんやの状態でした。

時間はどんどん経って3時間後にやっとキャッチできました。これが67センチ。初のコイがこのサイズだったので大喜びしていると、なんともっと大きなサイズを含む群れに遭遇しました。

 ちょっと離れた場所から、コイに気づかれないように餌釣りをしてみようと、小田さんの磯竿仕掛けにパンをつけて流した時には全く反応しませんでした。

 釣り人がいることに気づかれ、ハリの付いたパンが流れてきているのを知っているかのようです。いるのがわかっているのだからこれをなんとかしなくてはなりません。パン単体で食わないならば、匂いで寄せようと、パンに練り餌をまぶしてまいてみました。練り餌はマルキユー「へらスイミー」です。過去の餌釣りの時もいろんな練り餌を試しましたが、へらスイミーが多摩川水系では一番よく釣れたので、これにしました。

 スイミーというコイ用の配合飼料もブレンドされているのがいいのかもしれませんね。これをまき餌にしてコイが水面に浮くまで辛抱強く待つのが大物釣りの秘訣です。15分ほどでそれまで警戒していて全く反応しなかったコイたちが水面でパクパクやり始めました。

 そこで同じ餌をつけて流し、辛抱強く待っていると「ポコン」と音を立てるかのような感じでウキが引き込まれ、小田さんがベイルを返すと、ギューンと磯竿が絞り込まれました。さっきのより魚は大きそうです。なかなか寄って来ません。

「巻いて巻いて」とアドバイスしながら時間をかけて寄せて来て、三上さんがラバーネットですくおうとしたのですが半分しか入りません。それを浅瀬に押し込むようにしてキャッチしたのはなんと78センチでした。

 小田さんは無邪気にもその丸々と太ったコイを抱きかかえ、「テレビでみたホテルのコマーシャルみたいにしてみたかった」と大喜びでした。

 のべ竿、磯竿、フライ、コイもいろんな楽しみ方があるのだなと再認識しました。今年もいろいろ試したみたいと思っています。
(東京海洋大学客員教授)

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