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これカワサギ!? 特大級連チャン 12センチ3年魚“確変”4時間で129匹

[ 2019年11月5日 11:27 ]

5匹掛け達成。釣れる魚は大型が主体
Photo By スポニチ

 【釣魚居酒屋 あかり亭】ワカサギ釣りの季節になった。ドーム船で狙えば寒い冬でも楽しめ、食べておいしい。ふくだあかりが訪れたのは群馬県榛名湖。今季は例年になく大型ぞろい。ドーム船で食材釣りだ。

 榛名湖は今季、ワカサギの調子がすこぶるいいらしい。そんな情報をもとに私が出演しているテレビ埼玉系「フィッシング倶楽部」の撮影で行ってきた。

 お世話になったのは「水月 榛名観光ボート」。雨が降っていたので3人乗りのエレキ式ドーム船をレンタルし、ポイントへ向かう。

 まずはワカサギがいるポイントを見つけなければいけない。魚探でワカサギの反応を探しながらゆっくりと走らせ、しばらくウロウロしていると「ゆうすげ」と言われる辺りの水深9・5メートル付近に底から3メートルほどの真っ赤な反応が出た。

 アンカーを下ろして釣り開始。6本バリの仕掛けに紅サシを半分に切って付けて落とせば、オモリが底を取る前に当たりが出る。1匹掛かっても上げずにそのまま待っていれば、6本バリに5匹のワカサギが付いた。

 良いポイントを見つけられて、しばらくは入れ食いが続いたけれど、時間がたつにつれて食いが浅くなってきた。落とせば食う状態から、しっかり誘いを入れて掛けにいかないといけないテクニカルな状況に。それでも小さい当たりをしっかりとっていけば1匹、2匹と順調に釣れる。

 驚くのがワカサギの大きさ。1年魚の6センチ前後、2年魚の9センチ前後、3年魚の12センチ前後と大・小さまざま交じって釣れるが、3年魚が多く、そのサイズが何匹か掛かれば、ワカサギか?と驚くような引きが味わえる。

 午前8時から正午までの撮影時間中に129匹釣ることができました。

 湖面の氷が基準値まで凍結すれば、1月末から2月の末ごろまで氷上ワカサギも楽しめる。

 ◆定番フライに一工夫!ピリ辛味でビールのつまみに

 榛名湖のワカサギは大型の12センチ前後が主体。グリルにアルミホイルを敷き、その上に塩を振ったワカサギをのせて焼くだけでもおいしくいただける。
 今回は定番のフライを一工夫。ピリ辛味でビールのつまみに。
 ◎ピリ辛ワカサギフライ

 【材料】ワカサギ=30匹程度、塩・こしょう=適量、片栗粉・小麦粉=半々適量。
 コチュジャン=大さじ1、ケチャップ=小さじ1、みりん=大さじ1、おろしニンニク=小さじ1、おろしショウガ=小さじ1、しょう油=小さじ1、はちみつ=大さじ1、白ごま=適量。
 ①ワカサギは濃いめの塩水でよく洗い、水気を切る。
 ②塩・こしょうで下味を付け、小麦粉・片栗粉を半量ずつ混ぜた衣を付けて、油でからっと揚げる。
 ③コチュジャンなど調味料を全て混ぜ、フライパンで一煮立ちさせ、揚げたてのワカサギと絡めたら、最後に白ごまを振り掛けて完成。

 ◆ふくだあかり 1981年(昭56)生まれ、茨城県出身。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は月間30万アクセスの人気。著書に「初めての釣りガール スタイル&レシピ」(講談社)などがある。16年から茨城県海面利用協議会委員を務めている。

 ▼釣況 水月 榛名
観光ボート=(電)027(374)9128。

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