逃がさない!餌泥棒カワハギ 楽しく釣っておいしく

[ 2019年10月2日 07:07 ]

良型を釣り上げた筆者。狙い通りに釣れた時の感動はやみつきに
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 【中川めぐみの家族で楽釣!】釣りアンバサダー・中川めぐみがオススメする「家族・初心者・女性を連れて行きたい釣り情報」第5弾。今回は冬に向けて、とにかくおいしい&釣って楽しいカワハギがターゲット。釣りたてだから食べられる新鮮な肝やお刺し身は、家族も友人も感動すること間違いなし。釣り人ならではなぜいたくを、大切な人たちに教えてあげてください!(中川 めぐみ)

 お邪魔したのは神奈川県三浦半島の小網代・丸十丸。車はもちろん、三崎口駅まで電車で行けば、車で送迎していただけます(混雑時はNGなので事前確認を)。

 こちらは小菅裕二船長の奥さん、悦子さんや長女・綾香さんも実力派の釣り人で、タイミングが合えば釣り方を教えてくださいます。もちろん2人がいないときにも、船長たちがレクチャーやサポートをしてくださるので、初心者さんも安心。

 竿やライフジャケット、クーラーボックスなど専門的な道具はレンタル可能。仕掛けなどの消耗品も現地購入できるので、気軽に釣りを楽しみたい方にピッタリな釣り船です。

 この日は午前8時に出港し、航程15分弱でカワハギのポイントに到着しました。釣りのハードルとして、餌に使う青イソメなど“虫”が苦手…という方も多いですが、カワハギの餌はアサリのむき身。なるべくコンパクトにハリに付けるのがポイントです。なぜならカワハギは「餌泥棒」の異名を持ち、おちょぼ口で器用に餌だけ食べて逃げてしまうから。

 この日も釣りはじめてすぐに“ツンツン”、“ブルブルッ”と餌を食べられている感覚はあるものの、なかなかハリに掛かってくれません。

 「ゆーっくり竿を立てて、カワハギに追わせるイメージで」と船長にアドバイスをいただきつつ、あと少しのところで逃げられてばかり。トラギス、ベラ、カサゴなどのゲストはどんどん釣れるのに、肝心のカワハギの顔が拝めません。

 とにかく水中をイメージしようと気を静め、ツンツンきたところで竿をスーッと上へ。そのとき、グググンッとこれまでで一番の強い引きが。「本命だ!竿を立てて糸を巻いて」とうれしそうに叫ぶ船長。言われた通りに糸を巻くと…良型のカワハギが!おなかがふくれて、肝もしっかり入っていました。

 カワハギ釣りはテクニカルで、初心者さんは戸惑うこともありますが、そのゲーム性がまた魅力。水中のイメージと自分の作戦が当たってカワハギがかかると、「やった~!」と叫んでしまうほどうれしいです。そして同じく魅力なのは、やはりおいしさ。冬にかけて“肝パン”と呼ばれるほどふくらむ肝は、濃厚でまろやかで繊細。鮮度が命なので、お店ではなかなか出合えません。釣りに行ってこその楽しさとおいしさを、ぜひ味わってみてください。

 ◇中川 めぐみ(なかがわ・めぐみ)1982年(昭57)生まれ、富山県出身。釣りアンバサダー。釣りを通して全国の食、景観、人、文化など地域の魅力を発見・発信している。初心者・女性向け釣りメディア「ツッテ」を運営。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、小網代・丸十丸=(電)046(881)0100。出船は午前8時。乗合料金8000円。

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