海底攻略マハタGETだ

[ 2018年12月25日 07:32 ]

マハタ、アカヤガラ…高級魚を手にする長沢夫妻
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 【名人への道 決め手はコレ!】千葉県外房・勝浦沖のマハタが好機を迎えた。冬場の人気魚種で、超の付く高級魚。胴突き、生きイワシ餌だから、ヒラメ狙いとほぼ同じ。だが大きく違うのは起伏の激しい海底の状態だ。油断すれば即根掛かり。さて、どう狙おう。(スポニチAPC 林 悠二)

 初釣行の勝浦松部港・信照丸(吉野勉船長)が狙うのは勝浦沖一帯の沿岸で、陸地から至近。船縁の魚探(探見丸)をのぞくと、凸凹状の海底が次々と現れてきた。

 午前6時に出船、10分後には投入開始だ。水深は40メートル。早速「35メートルね」と船内アナウンス。そして数分後にまた「30メートル」「40メートル」――海底の起伏が激しい証拠。かなりの頻度で指示が繰り返される。

 タナは底上3〜4メートル、指示ダナに合わせて即座にタナを切るのが鉄則。うっかりして根掛かり2回、その後は慎重なタナ取りに。

 「イワシの泳ぎが命。この釣りのキモです」と話すのは息子の達哉・若船長。ヒラメは孫バリを付けるが、泳ぎ優先から1本バリ狙い。

 胴の間で1・5メートルのアカヤガラが上がった。「フワフワした引きと強い突っ込みを繰り返しました」と、珍魚を手にする千葉市の長沢よしみさん(59=主婦)。夫の恭太郎さん(60=自営業)から高級魚だと知らされニッコリ。その後、恭太郎さんは1・5キロ級のカンパチ、30センチ級のマハタをゲット。

 筆者の竿にも待望の当たり!強い引きで抵抗する。丸々と太った52センチ、2キロ級の本命だ。茶のボディーに白の縦じまが目にまぶしい魚体。マメなタナ取りが決め手となった。

 ここへきて3〜5キロ級も顔を出している。竿納め&初釣りプランに、ぜひ加えたい対象魚だ。

 ◎こう狙え!

 (1)マメなタナ取り

 マハタは起伏の激しい海底にいる。タナは底上3〜5メートル。目まぐるしく変化する海底に合わせ、船長が水深をアナウンス。その都度、仕掛けの上げ下げを繰り返す。怠れば根掛かり必至。「最初は守るけど食わないと下げがちになり根掛かり」とは達哉船長。マメなタナ取りが最大のキモ。大型ヒラメやカンパチ、ワラサなどもヒットする。

 (2)早合わせ禁物

 餌のイワシをくわえると根に逃げ帰る習性。強い当たりに、早合わせしがち。イワシをくわえているだけで、スッポ抜けも。くわえ直し竿先が引き込まれてから合わせたい。

 (3)餌は握り返さない

 ヒラメ同様に生きの良いイワシほど食いが良い。餌を握り返さず、手際良く一発でハリを掛けるように心掛けたい。

 ◯…同乗した長沢夫妻は共にアユや渓流、冬場はヒラメや根魚などで実績のあるオールラウンダー。「生きイワシ餌は何が掛かるか分からず魅力的」と恭太郎さん。2人は「次回こそ特大を」と、リベンジを考えていた。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、勝浦松港・信照丸=(電)0470(73)3483。乗合は午前5時半集合、餌・氷付き1万2500円。午後船は1万1500円。

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