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川崎市東扇島西公園 シロギスにメジナ!ウキウキ夏休み

[ 2018年7月20日 10:06 ]

広々とした釣り場
Photo By スポニチ

 釣り場は広く、設備も充実。しかも利用料は無料。湾奥の釣り場だけに水の色は?だが、魚の種類はまずまず。夏休みの思い出づくりには格好の場所かも。 (スポニチAPC 恩田 誠)

 ここは川崎市の北東部にある人工島の一角につくられた公園。長さは600メートル、面積は4万平方メートル以上という広さ。釣りデッキだけでなく、芝生広場や展望台もあるので、子供連れにも楽しめる場所だ。

 正面には巨大な製鉄所があり、いかにも東京湾奥といった景観。水はやや濁り気味なのが難点だが、潮通しが良いので、魚影は案外、濃いようだ。

 この時季の投げ釣りのターゲットといえばシロギス。別図のようなシンプル仕掛けでのチョイ投げでも十分に狙える。

 ハゼも顔を出し始める時季。この魚をメインにするときは仕掛けを小ぶりなものにする。他の魚では、メゴチ、イシモチも期待できる。

 ここは足元から水深があるので、竿下や20メートル沖ぐらいまでを丹念に探ってみると良い。

 湾奥に位置しながらも、ここでは結構、型の良いメジナが出ることで一部のマニアには知られている。ただし、良型が出るポイントは限定されるようだ。

 1番人気は、奥側にある消波ブロック帯の周辺。ここは海底に変化があること、潮がよく通すこと、コマセが常時、入っていることなどが魚影の濃い理由。

 また、先端部の手前100メートルほどのところも人気場所。ここは沖に沈みブロックが入っているというのが、魚が多い理由らしい。

 メジナ以外でも、シマダイ(イシダイの若魚)、ウミタナゴ、中小のサバ、小アジなどが顔を出す。

 手軽な釣り方の「サビキ仕掛け」は、ここでは魚の群れの動き次第。「バケバリ仕掛け」よりも、ハリにアミコマセを付ける「カラバリ仕掛け」が効果的。

 ▼釣況・餌 勇竿釣具店(川崎市川崎区)=(電)044(299)0012。

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