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トップ61匹 夜カサゴ&黒メバル満開 楽々“ツ”抜け!!ビギナーにも人気

[ 2018年5月2日 07:25 ]

夜釣りは2回目だと言う岡さん。良型のメバル&カサゴに満足げ
Photo By スポニチ

 GW真っ最中。陽気も良くファミリー釣行を楽しむ好機だ。そんな中、横浜新山下・渡辺釣船店が土、日、祝日に限定出船中の半夜釣りはイチ推し。狙いはカサゴと黒メバル。女性、子供は半額と、お財布に優しい料金設定もうれしい。(スポニチAPCk林 悠二)

 夜釣りが開幕して間がないが、成績はいたって順調。正味3時間ほどなのに、トップ63匹の好記録が出ている。カサゴが主体、潮に濁りが入ると警戒心の薄れた黒メバルも果敢に餌を追ってくる。

 横浜の名所、べイブリッジをくぐってすぐ、航程10分でポイント到着だ。夜はナギほど良いが、この日は結構南風が強い。

 「風を避けて運河を狙います。潮が澄んでるのでカサゴが多いかも」とガイドするのは金子大士船長。

 片舷10人ずつ、20人が竿を出す。胴突3本バリに青イソメのチョン掛け、オモリは15号。根掛かりによるオモリのロストも多い。で、スペアを5個用意した。

 「道糸を張ると当たりが出にくいです。仕掛けをややたるませ気味にするのがコツ。ゼロテンションで7、8秒待つ感じ」(船長)

 水深は岸壁側が浅く5〜6メートル、水路寄りはそれより2〜3メートル深い。日没には少し間があったが、投入直後からカサゴがポツポツと顔を出し始めた。

 夜釣りは短期決戦。午後7時を迎えると、それに合わせるように食いが活発化。

 オモリ着底のまま道糸をややフカせていると、ズズンと鈍い当たりが。魚の重みで弧を描く竿。水面下で白っぽい魚が右往左往している。25センチ級のカサゴだ。魚を外して餌を付け、海底に送り込む。すると再びグイ〜ン!カサゴが連続ヒット。巻き上げを少し待つと一荷、それが3回も。魚影の濃さは半端ない。“ツ”抜け(10匹)に手間はかからなかった。

 手軽なためかビギナーにも人気。「来た来た!」「今度は大きいぞ」――左舷の4人は会社の同僚グループ。

 「2回目です。引きが強くて面白い」。15〜25センチ級のカサゴ主流の中、良型メバルを上げたのは横浜市の岡和也さん(38)。上司の誘いで集まったが、好調な食いにどの顔もご満悦だ。一緒に竿を出す杉並区の小貫江里子さん(35)も、せっせと数を伸ばす。この日の成績は岡さん23匹、小貫さん13匹で平均20匹以上だが、トップは実に61匹をマークしていた。

 ▼釣況 東日本釣宿連合所属、横浜新山下・渡辺釣船店=(電)045(622)8381。乗合は午後5時半出船。料金は餌付き6000円、女性、子供は半額。

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