東野幸治「ペッパーミルはやんの、嫌やねん」と思った出来事 妻と行った寿司店で「変な口ゲンカみたいに」

[ 2023年3月25日 17:28 ]

お笑いタレントの東野幸治
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 お笑いタレントの東野幸治(55)が24日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」(金曜深夜1・00)に出演。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での侍ジャパン優勝による街での出来事について語った。

 WBCで大活躍を見せたカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手のペッパーミルパフォーマンスは日本中に浸透した。東野は「ペッパーミルはやって、最近、“だからこうペッパーミルはやんの、嫌やねん”って思ったんですよ」との出来事があったと切り出した。

 妻が行きつけの寿司店に出かけたとし、「お店の方、大将と、ナンバー2みたいな人がいてる感じのお店やったんですよ」と説明。「大将はそんなことないけど、ナンバー2の方がちょっとこう木梨憲武のノリゾーみたいなメガネかけてる感じの。ちょっと寿司職人、マスクして」と語ると、「で、久しぶり、みたいな。たぶん気さくなんでしょうね。あの、おしぼり出すときに、その人の両手でペッパーミルみたいな感じで両手でおしぼりされたんですよ。それ、すっごい気持ち悪かったんですよね」と笑いながら振り返った。

 「“いらっしゃーい”って言うて。おしぼり、雑巾絞るみたいな、縦みたいな感じで。“いらっしゃーい”みたいな。ペッパーミルはやってるみたいなんで。すっごい知らんおじさんがそんなんするの嫌やったんですよ」と説明したが、嫌な態度を取るわけにもいかなかったとし、「嫁が知ってるお寿司屋さんやから怒られるじゃないですか。“何してるんですか。何がペッパーミルですか。そこそこのお金払うお寿司屋さんで。なんでそんなおしぼりするんですか。なんか嫌じゃないですか”って(と言えない)」と東野。

 「木梨さんみたいなメガネかけてる、ひょうきん担当のナンバー2の人が良かれと思って。ほんまに言いたかったんですけど、“いやもうありがとうございます”言うて、ファーっと持って、ファーっと下へ置いて。端っこの方で指ふいて」と回顧した。

 「嫁の方が社交性あるから、“はやってるもんねー”みたいな会話したけど、こっちはもうずっと…」と不機嫌だったという。衛生的な潔癖なのか、精神的な潔癖なのかと問われると、「潔癖よりも気持ちの問題。こんなんはやってるやつ、すぐ取り入れるやつ大嫌い。あれやっていいのは、WBCのメンバーだけなのよ。もしくは球場に来てる人たちはいいけど、どこぞの分からん寿司屋さんの、ちょっと高級な寿司屋さんの。これがだから下町の居酒屋の大将がやってたらまだ許せるんですよ。あなたがたの握るお寿司の対価を払うのに、その入り口良くないですよねって。全員がそのWBC見てるっていう考え方どうかと思いますよ、みたいな精神的な潔癖で」と語った。

 それでも「ずーっと座りながらポーカーフェースでそのことをずっと考えてるだけですよ。一切言ってませんよ」。店員も雰囲気で感じ取ったのか「ナンバー2の人はそれ以降僕に何も話しかけて来なかった」とした。その後妻からは「なんでそんなに感じ悪いの」と指摘され、「あんなおしぼり出し方ある?」と尋ねたものの、「ええやんそれで盛り上げようとしてんねんから」と返された。

 東野はさらに「いやいやそんな、全部の指っていうか手のひらおしぼりにぎゅーってやって出すって。一人1万5000円やで。3万円やで。おかしない?」とも話し、妻からは「ええやんもう。そういうところ何とかして」と再び言われたたという。東野は最後には「変な口ゲンカみたいになりましたけど、って言うことがあったっていうことで」とまとめていた。

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