やくみつる氏 新語・流行語大賞候補に挙げた「漫画みたいな」 漫画家でも描けない“物語”が次々誕生

[ 2023年3月25日 05:00 ]

やくみつる氏
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 「ユーキャン新語・流行語大賞」の選考委員を務める漫画家やくみつる氏(64)は「極めて私的な意見ですが」と前置きした上でエントリーリストにはない「漫画みたいな」という言葉を流行語大賞候補に挙げた。

 今大会では大谷VSトラウトのフィナーレ、村上の復活弾、佐々木朗の3・11先発など漫画みたいな物語が次々に誕生した。「みんなが口々に言っていたのがこの言葉。漫画家といえどもこんなベタなストーリーは描けません」と大衆から自然発生的に生まれたこの言葉を高く評価した。

 さらにやく氏は、WBC第1回優勝メンバーで元ロッテの里崎智也氏による「源田の1ミリ」にも注目。昨年のサッカーW杯で「三笘の1ミリ」が注目された際には「僅差を意味する定型文になる」と予言。「里崎さんが継いでくれて3度目が生まれる可能性が高まりました」と次の歴史的1ミリ誕生に期待を寄せた。

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