冨永愛　「大奥」シーズン2に「亡霊でもいいから出たい」

（左から）堀田真由、仲里依紗、冨永愛が出席した「大奥」ファンミーティング
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　NHKのドラマ「大奥」（火曜後10・00）のファンミーティングが8日夜・東京・渋谷のNHKホールで行われ、出演した女優の堀田真由（24）、仲里依紗（33）、冨永愛（40）が出席した。

　ドラマは、よしながふみさんの人気漫画が原作で、男性と女性が逆転した大奥の物語。3人が一堂に会するのは初めてで、5代将軍・徳川綱吉役の仲は撮影の準備について「漫画の綱吉はブリっとした唇が凄いので、いろんなリップを試してブリブリの唇を準備した。常に保湿をしていた。皮むけは厳禁だった」と裏話を披露した。

　視聴者から募った「もう一回見たいシーン」のコーナーがあり、そのひとつが8代将軍・徳川吉宗（冨永）が馬で走るシーン。冨永は「撮影で乗ったバンカー君が先日亡くなった。バンカー君はプロで、テストと本番のスピードが違い、本番はめちゃくちゃ早かった。頭のいい名馬だった」としのんだ。

　3代将軍・徳川家光役の堀田は女装の万里小路有功（福士蒼汰）と号泣しながら抱き合うシーンに関して「つらかった。違う種類の涙の流し方が脚本に書かれていて、それらを体現するのが大変だった」と明かした。

　14日の放送がシーズン1の最終回。3人は作品の魅力について「生きるためのパワーをもらえる」（堀田）、「時代劇を初めて見る人にも楽しさが伝わる」（仲）、「将軍だけではなく、それぞれが生きざまを見せてくれる」（冨永）と強調。秋からのシーズン2について冨永は「亡霊でもいいから出たい」と笑顔を見せた。

　このイベントの模様は14日深夜2時から放送される。