デーブ・スペクター氏　ガーシー議員騒動で数少ない前向き要素「ルールを作ることが見えている」

デーブ・スペクター氏
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　放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が8日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜後1・55）にコメンテーターとして生出演し、国会欠席を続けるNHK党のガーシー参院議員が同日の参院本会議を欠席したことについてコメントした。

　ガーシー氏はこの日の本会議での「公開議場での陳謝」を求められていたが、結局登院することはなかった。各党はより厳しい懲罰が必要との認識で、最も重い「除名」は不可避の情勢となった。ガーシー氏は事前に陳謝文を読み上げた動画を参院へ提出したが、“リモート動画陳謝”は認められず、返却されたという。

　MCのフリーアナウンサー宮根誠司から「有権者の方は、今の国会に風穴を開けてほしいとか、いろんな思いはあったはずです」と振られると、デーブ氏は「ずっとドバイにいることを想定してないと思うんですよね」と、有権者にも不測の事態であったことを推測した。

　一方で、「評価できるのは、歳費いただかないと言っている」と、ガーシー氏がこれまで受け取った歳費1800万円を党に返還する意向を示していることに言及。「もう一つ、貢献しているというのは、これからいかにもルール作りが必要だということなんですよね。今後こういうことはありえるし、リモート文化になっていますので、役割として結果論なんですけど、ルールを作るということが見えているんですよね」とし、国会のリモート化に向けた話し合いが進むことが、今回の騒動による数少ないメリットになると期待した。