田崎史郎氏　ガーシー議員に“怒”「28万人余りが国会で活動してほしいと期待を込めて投票…許せない」

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　政治ジャーナリストの田崎史郎氏が8日、TBS系「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。国会欠席を続けるNHK党のガーシー参院議員が同日の参院本会議を欠席したことに言及した。

　参院が欠席を続けているため、懲罰を科し、この日の本会議での「公開議場での陳謝」を求めていたが、拒否した格好となった。これにより、尾辻秀久参院議長が再び懲罰委員会に付託する。各党はより厳しい懲罰が必要との認識で、最も重い「除名」は不可避の情勢となった。事前に陳謝文を読み上げた動画を参院へ提出したが、“リモート動画陳謝”は認められず、返却されたという。

　田崎氏は「公開の議場、すなわち参院本会議での陳謝を求めているわけですね。そして、陳謝文はこれですよと言って、この後はちゃんと国内にいて下さいねと、この3点セットになった懲罰なんです。それを最初の本議場に来ないっていうのは最初からダメだってことです」と指摘し「ガーシーさんの話を聞いてても、いかにも身勝手な話ばっかりなんですよ。なんでこんなに自己中心で考えられるのか、不思議でしようがないです」とした。

　さらに、帰国しないことに「ガーシー議員の関係先が今年1月に警視庁の強制捜査を受けているんです。それは常習的脅迫と名誉毀損の容疑で捜査を受けているんです。だから、本人はそれを気にしていると思うんですが、要するにわが身を守るために帰国しませんと言っていることに過ぎない」とし、「僕が本当に許せないのは、ガーシーさんに投票した人が28万人余りいらっしゃるわけです。この人たちは、ガーシーさんに国会で活動してほしいと期待を込めて投票しているわけですよね。それが一切国会に出てこないで8カ月近く国外にいらして、議員としての活動を事実上行っていない。それが許せないことです」と語気を強めた。