辛坊治郎氏 横行する日本語の“あの表現”に違和感「国語学者が批判する過剰敬語、過剰丁寧語に…」

[ 2023年3月8日 16:32 ]

辛坊治郎氏
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 キャスター辛坊治郎氏(66)が8日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、日本語の“ある表現”について指摘する場面があった。

 この日はアシスタントの増山さやかアナに代わり、内田雄基アナが代役を務めた。若手の内田アナのため、辛坊氏は「内田君のためにオープニングトークを任せるから、ヨロチク!」と、普段は辛坊氏が担当する番組オープニングを一任した。内田アナは3月8日に制定されている記念日を列挙しつつ、「水曜日ということなんですけど、今回、アシスタントを務めさせていただくということで…」と話すと、辛坊氏が話をストップした。

 辛坊氏は、「務めさせていただく」という表現に違和感を訴えた。「そもそも、ここの構成作家さんの原稿のところも、“私、内田がピンチヒッターを務めさせていただきます”って。今、日本語でよくありますけど、いわゆる、国語学者が批判する過剰敬語、過剰丁寧語になっちゃうので」と、近年横行している日本語の誤りを指摘した。

 辛坊氏は「たぶんこれね、増山さんがこの原稿をパッと渡されたら、とっさに言い換えると思う」と推測。すると、内田アナは「なるほど。私、内田がピンチヒッターを務めております」と訂正していた。

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2023年3月8日のニュース