山口真由氏 巨額投資トラブルのTKO木本に「刑事的な責任はなくても、民事的な責任は免れない」

[ 2022年7月25日 14:52 ]

山口真由氏

 元財務省官僚、弁護士で信州大の山口真由特任教授が25日、コメンテーターを務めるテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。巨額投資トラブルが原因で、所属事務所を退所したお笑いコンビ「TKO」の木本武宏(51)について言及した。

 番組で一連の騒動を特集。木本側は出資金を預けた男性に対し、民事、刑事の両方で法的措置を取るべく動いているということに触れ、山口氏は「パートナーの方がどういう形だったのか。本当に投資を全くしてなかったら詐欺的な話になりますし、単にパートナーが投資をしたけど損しちゃったというなら金融商品取引法違反にとどまるんでしょう。木本さんが知っていて共犯的な立場にあるのか、被害者なのか。どうやら、今の行動を見ていると、どちらというと、被害者に近いんだと思う」と見解。そのうえで「それでも、勧誘をしたのであれば、刑事的な責任はなくても、民事的な責任は免れられないかも」とした。

 さらに「おそらくは良かれと思って、得をさせてあげたいと思ってなんでしょうけど、仕事仲間に広く、かなり多額の金額を集めてしまったのがやっぱり問題じゃないかなと思う」と指摘した。

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2022年7月25日のニュース