米国の映画監督ボブ・ラフェルソンさんが死去 89歳 モンキーズの生みの親

[ 2022年7月25日 14:35 ]

1981年のボブ・ラフェルソン氏(AP)
Photo By AP

 米国の映画監督、ボブ・ラフェルソンさんが23日、コロラド州アスペンの自宅でカブリエル夫人ら家族に看取られながら死去。89歳だった。

 ラフェルソンさんは1965年にテレビ番組用のバンドとしてオーディションを経て結成された「モンキーズ」の企画に携わり、その後、ジャック・ニコルソン(85)を起用した映画「ファイブ・イージー・ピーセズ(1970年)」や「郵便配達は二度鐘を鳴らす(1981年)」などを製作。ハリウッド映画の新時代を築き、マーティン・スコセッシ(79)、フランシス・フォード・コッポラ(83)、スティーブン・スピルバーグ(75)といった監督に影響を与えたとされている。

 AP通信によれば日本の小津安二郎監督にも傾倒。在日米軍に所属していたときに見た「東京物語(1953年)」が好きな作品だったとされている。

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