「相棒」新章クランクイン!水谷右京&寺脇薫 14年ぶりも、あうんの呼吸で始動

[ 2022年7月25日 06:30 ]

現場で息の合った演技を披露した杉下右京役の水谷豊(左)と亀山薫役の寺脇康文(C)テレビ朝日
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 俳優・水谷豊(70)主演のテレビ朝日「相棒season21」(10月スタート、水曜後9・00)がこのほどクランクイン。水谷演じる杉下右京の初代相棒役を務めた俳優・寺脇康文(60)が「亀山薫」役でカムバック。14年ぶりとは思えぬ息の合った演技を披露した。

 「特命係」に所属する警視庁の警部・右京が、相棒とともに事件を解決する物語。寺脇演じる薫は2000年のプレシーズン第1弾から、08年のシーズン7まで出演した。曲がったことが大嫌いな熱血漢で、深緑色のフライトジャケットがトレードマーク。高校時代の友人の死をきっかけに、不正がまん延する南アジアの小国・サルウィン(架空の国家)に移住したため特命係を離れていた。ドラマファンには冷静沈着な右京と猪突猛進の薫のやりとりが人気を集めていた。

 14年ぶりに「相棒」の現場で再会することとなった水谷と寺脇。現場に登場した寺脇の、あまりにも変わらない“亀山薫ぶり”に水谷も思わず「おー、亀山くん!」と笑顔で肩を抱き寄せた。スタッフを含めた、その場にいる全員から寺脇へ「おかえりなさい」という温かい拍手が送られる中、撮影がスタート。劇中でも右京と薫が再会するという重要なシーンから「相棒season21」は始動した。

 ついに再会した右京と薫は、14年の歳月を感じさせないほど自然な姿を披露。“あうんの呼吸”で進んでいく撮影に、思わず寺脇が「14年も経った感じがしないですね」と感想をもらすと、水谷も「ほんとに。亀山くんは2、3カ月サルウィンに行っていたって感じ(笑)」とうなずく場面も。真剣な撮影を終えてカットがかかると、互いに顔を見合わせ笑い合うなど、和やかな雰囲気に包まれたクランクイン現場。薫を演じる寺脇はすでに「相棒」の世界に溶け込んでいた。

 右京と薫の邂逅(かいこう)で幕を開ける「相棒season21」。見慣れたはずの英国紳士風のスーツとは違い、フォーマルな装いの右京と、Tシャツにフライトジャケットが定番スタイルだった薫も何やら一風変わった格好を…。2人がいったいどんな再会を果たすのか、注目だ。

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2022年7月25日のニュース