松田ゆう姫 プロ転向の羽生結弦に「ちょっと寂しい気持ち」 小原ブラス「新たな光になる意味合いも」

[ 2022年7月20日 18:33 ]

松田ゆう姫(事務所公式サイトから)

 歌手の松田ゆう姫(34)が20日、水曜コメンテーターを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演。19日にプロ転向を表明したフィギュアスケート男子の羽生結弦(27=ANA)についてコメントした。

 フィギュアのプロ転向は、日本スケート連盟の選手登録を外れることを意味するため、五輪や世界選手権といった多くの競技会への出場資格を失うことになるが、羽生はプロ転向を次のステージと位置づけ、「ネガティブに引退とかじゃない」と言い切った。会見について松田は「自己表現をもっと追求していくっていうのは凄い良い転向だなと思うのと同時に、競技で金メダルを獲っているとか、メダルに向かって走っている羽生選手を見れなくなるのは、なんかちょっと寂しい気持ちは分かって」と吐露。

 米の人気シンガーソングライター、ビリー・アイリッシュの言葉を例に挙げ、「いくらビッグになって、違う曲やアルバムを次々に出しても、必ずライブではみんなが知っている曲をやる。それは求めている人がいるからって。エンターテインメントのプロとしては、ファンが求めるものを提供するっていうのもプロだなと思います」とした上で、羽生の今後について「プロになってももう1度、1回だけだったらアマチュアに戻って競技にも出られるんですよね?だからもしかしたらそれもあるかもしれないし、まだいろいろ可能性があるなと思います」と期待を寄せた。

 また、共演のロシア出身のタレントでコラムニスト・小原ブラスは、自身がCEOを務めるマネジメント会社に所属するアイスダンス小松原美里、小松原尊組が北京五輪の日本代表に選ばれた際、羽生から言葉をもらったことを明かした。「“1番大切なのは自分の中にある光をそのまま守ることなんじゃない?”みたいなことを言われたんだって。それが(北京五輪で)自信に繋がったというか、(羽生は)信念みたいなのを大事にしないといけないことをいろんな人、アスリート仲間に見せていっている」とし、「多くのアスリートが大会に出るにあたって、彼を見て光をもらっていた。その彼が引退という表現をしてしまうと、どうしてもスケートを極めるのが終わるの?という印象になるけどそうじゃない。もっともっとスケートを磨けるんやで!というのをもっと見せていきたい。新たな光になりたいという意味合いもあるのかな?ということもちょっと感じましたね」と言及。続けて、「新しい、みんなが見たことがないスケートを見せてくれるんじゃないかな?と期待しています」と声を弾ませた。

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2022年7月20日のニュース