大黒摩季「母気分の私は誇らしい」、羽生へプロでも輝いてくれることを期待

[ 2022年7月20日 05:30 ]

羽生結弦 プロスケーター転向

大黒摩季
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 プロ転向を表明したフィギュアスケート男子の羽生結弦(27)と親交があるシンガー・ソングライターの大黒摩季(52)は「長く険しい競技生活満了!おめでとうございます!!」とスポニチ本紙を通じ、羽生の新たな船出を祝福した。

 2017年5月のアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」で共演した時に自身のCDを贈ると、後日、直筆メッセージが書かれた自叙伝が届き、以降は互いの公演に花を贈り合うなどして交流が続いている。

【以下、コメント全文】

拝啓、羽生結弦様

 長く険しい競技生活満了!おめでとうございます!!&心から心から大変お疲れ様でした!!!

 私も幾度(いくど)となく経験がありますが、一つのことを終わらせるということは、「はじまり」を自ら生み出すということ。

 已(や)む無くではなく、周りや社会からの逆風などではなく自分自身の意志でした決意は、私たちファンが信じ愛して止まない、誰より純度と誇り高い羽生結弦でした。

 ファンの応援と期待が、「ゆず」くんを羽生結弦にしてきたということならば、私たちはこれからも一層応援し、絶大に期待し、競技者生活とはまた違う新たな眩(まばゆ)い羽生結弦なってもらいたいと心から思います☆

 プロになるということは、これまで自分と闘ってきた日々が今度は責任や義務、有料の期待や安定のクオリティなど闘うべきものが増えるということ。そこにあえて飛び込むということはきっと更に自分の表現に対して欲張っている♪と母気分の私は微笑ましく誇らしく思います。

 余談ですが、私は30年のプロ生活を経た52歳の今が一番の成長期で、むしろわざわざ競技の様に自分の残された「のびしろ」、私の中の4回転半アクセルに挑戦し続けています♪でもそれだけではプロとしての勝負には勝てないのは歌も同じ。やることが多過ぎて一年あっという間です。

 「ゆず」くんが競技生活の中で膨大な量の自問自答や感じてきた痛み苦しみ喜び感動の全て、PUREすぎて傷だらけの感性は必ず、その表現に転生されます。

 だからこそこれからは、人として恋をしたりスケート以外のこともしたり♪思う存分「人生を楽しんで」最高のSPARKLE☆くださいね!

 そうしてジャンプ以外、男子で一番美しいレイバックスピンやスパイラルも更に美しくなるのだろうな♪と思えばこれからの羽生結弦くんが本当に楽しみでなりません!!!

 親戚のおばちゃん&母気分の私には、「ゆず」くんが世間の作った虚像を超え名実共に、「実像」が無敵の羽生結弦になったこの瞬間を、体感できて幸せです。

~My ROCK&PEACE with You~
            敬具

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2022年7月20日のニュース