羽生CM契約金“倍増”1億円まで上昇の可能性 札幌五輪招致の顔に期待

[ 2022年7月20日 05:25 ]

羽生結弦 プロスケーター転向

14年、ロッテ「ガーナ」新CM発表会でポーズを決める羽生
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 羽生の今後に広告業界も注目している。メディアなどへの露出が増えれば「年契約でCM1本1億円まで跳ねる可能性はある」との見方も出ている。現在のCM価値について、広告代理店関係者は「1本4000万~5000万円といわれている」と指摘。アジア、欧州などでも女性を中心に熱烈な人気があるため、国際進出を見据える企業とも相性がいいとした。

 テレビ関係者は「今後は解説者としてのオファーが殺到するのは間違いない」とみる。広告業界ではSNSのフォロワー数も重要な指標になっており、関係者は「羽生選手がSNSを始めれば、一気に数十万、数百万と増えていくはず。これもプラス材料」と見立てた。2030年に札幌市が目指す冬季五輪・パラリンピック招致も追い風になりそうで「全国的な機運醸成のために最高の存在だ」(イベント業界関係者)との声が早くも上がっており、唯一無二の存在としてこれまで以上に関心を集めそうだ。

 《所属ANAなど感謝のコメント》広告などで関連する企業からもコメントが相次いだ。所属する全日本空輸(ANA)は「これまでのご活躍に敬意を表するとともに、プロスケーターとして新出発されることは喜ばしいことだと感じている」。広告契約を結んで食事や栄養摂取に関する助言もしてきた味の素は「世界のトップとして活躍された羽生選手をサポートし続けたことは当社の誇りだ」、化粧品などを提供してきたコーセーは「たくさんの感動をありがとうございました。これからもご活躍を応援していきます」とそれぞれコメントした。

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2022年7月20日のニュース