成田凌 真冬の富士山麓撮影は「トップクラスで過酷」、主演作「コンビニエンス…」完成披露

[ 2022年7月20日 04:55 ]

映画「コンビニエンス・ストーリー」の完成披露試写会に出席した(左から)六角精児、成田凌、前田敦子
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 俳優の成田凌(28)と女優の前田敦子(31)が19日、都内で映画「コンビニエンス・ストーリー」(監督三木聡、8月5日公開)の完成披露試写会に出席した。

 コンビニの冷蔵庫の奥にある世界で、2人と六角精児(60)による不条理な三角関係が描かれる。成田は、現実から異世界に迷い込む脚本家役で「コンビニって、人って、そもそも映画ってこうなんだ(自由)と感じられる物語。セリフの一つ一つが最高で、刺さるくらいの瞬間を体で楽しんで」と自信のアピールだ。

 撮影は真冬の富士山麓で行われ、成田は「トップクラスで過酷だった」と苦笑い。前田と2人でガソリンを浴びるシーンがあり、「カットがかかった瞬間、前田さんには5、6人が駆け寄って毛布などを持ってきた。俺も同じくらい濡れているのになあと思った」と振り返った。

 対する前田は、「すごい扱いだなと思ったけれど、寒すぎてしゃべれなかったんです」と釈明。その上で、「冷静に考えると、あの時なんで笑っていたのかなと思うことがあった」と過酷ぶりを明かした。

 そこで成田が、「皆がハイなっていたんでしょうね。その愛情と作品への愛情でできたんだと「思う」とフォロー。そして、「ずっとあこがれていた三木監督の現場で、ただただ楽しい日々でした」と満足げに語った。

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2022年7月20日のニュース