鈴木おさむ氏 本番直前に上島竜兵さんの訃報…涙で声詰まらせ「何かね。悲しいね」

[ 2022年5月11日 16:51 ]

放送作家の鈴木おさむ氏
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 放送作家の鈴木おさむ氏(50)が11日、水曜パーソナリティーを務める文化放送「おとなりさん」(月~金曜前8・00)に生出演し、この日未明に死去したお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さん(享年61)についてコメントした。

 本番直前に入ってきた悲報に、冒頭から「えーっと…。う~ん…。何かね。悲しいね」と声を詰まらせて沈黙。坂口愛美アナウンサーが「先ほど衝撃的なニュースが…」とつなぐと、再び鈴木氏は「オープニングでこんな泣きながら話すことじゃないというのは分かってるんですけど…。ちょっと悲しいですね」と声を絞り出した。

 上島さんは、鈴木氏の妻で「森三中」の大島美幸が尊敬する存在だったという。「うちの妻がリアクション芸人なんで、すごく尊敬している人が出川(哲朗)さんと上島さんだったんですね」。鈴木氏によると、「芸能のお仕事をお休みさせていただいたんですけど、おそらく(大島が芸能活動を)その時にやめるつもりだったと思う」と打ち明けた。

 しかし大島は、出川から「竜ちゃん(上島さん)と話してて、俺たちを継ぐのは大島だと思ってた」と背中を押されたという。憧れの2人からの言葉に、大島は芸能界引退を翻意。鈴木氏は、大島が当時、「出川さんに言われた。だから頑張りたい」と話していたことを明かした。

 大島は出産時、自ら志願して、ヘルメットカメラを装着した。鈴木氏は「やりたい理由が“出川さんにも上島さんも絶対できないことだから”と言っていた」と説明した。

 上島さんの訃報に接し、鈴木氏は「奥さんもリアクション芸人とはっきり言っているんで、上島さんが一つの目標だったので。いきなり悲しいニュースが入ってきてしまったので。やっぱり人生何があるか分からないこともあります」とコメント。「本当にごめんなさい。朝、スタートから。本当は楽しくやりたいと思っていたんですけど、ちょっと我慢ができずに」と、冒頭から上島さんに触れた理由を説明。こらえ切れなくなったのか、「先に1回、曲行っていいですか?」とトークを締めた。

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