ジャンポケ・斉藤　「しっかりこんなに走るんだ」と愛馬オマタセシマシタの能力試験に目を光らせる

ジャングルポケットの斉藤慎二
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　お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二（39）が10日、自身の公式YouTube「ジャンポケ斉藤、ジャングルポケット産駒を買う」を更新。実戦デビューとなった斉藤の愛馬オマタセシマシタが門別競馬の能力試験で合格したことを報告した。

　この日、オマタセシマシタは門別800mの能力試験に臨んだ。斉藤は動画で愛馬の走りを見守った。オマタセシマシタは好スタートから幼さを出しながらも好位でレースを運び、直線に向くと鞍上のムチに応えてしぶとく伸びて2着でゴール板を駆け抜けた。走破タイムは52秒0で能力試験に合格した。

　スタート前から不安そうな表情で見つめていた斉藤はレースを見終わって「しっかりこんなに走るんだ」と目に光らせた。「タイムは余裕でクリアできたんですけど、気性面において闘志がむき出しになってるのかわからないんですけど、未だ心配な部分はあります」と愛馬の気性面を心配した。オマタセシマシタを担当する田中淳司調教師からも「まだまだ子供ぽいところを見せた。フラフラしているし、頭も高かった。その状態で2着は悲観する内容ではない。今のところレース後の上がりは問題ない。今後については様子を見て決めたい」とコメントが届いた。

　斉藤は「俺、馬主に向いてないのかもしれない…」といきなり弱音を吐き出した。「精神的におかしくなりそう」と話すとスタッフから「最初はみんなそうです」と慰められた。「自分でもデビューできるのかとかわからなかったんですよ。Youtubeは順調に進んでる分、みんなの期待もあるし変に過剰な人気にもなっているところもあるからそういう部分で先生にも色々と迷惑かけてるんじゃないかなと思ったりしてました」と精神的に不安になっていた理由を明かした。

　「自分の中ではこのレースを見れて、もうあとはデビューに向けてやるだけなんだなと思いました」と馬主として前を向いた。

　最後に映像提供など関わってくれたホッカイドウ競馬の関係者に感謝した。