橋下徹氏 韓国大統領に尹錫悦氏「歴史認識はぶつけ合いながら、最後は飯を食えるような関係の維持を」

[ 2022年3月10日 12:39 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が10日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。9日投票の韓国大統領選は10日、開票の結果、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦前検事総長(61)が当選したことに言及した。

 尹氏は、革新系与党「共に民主党」の李在明前京畿道知事との異例の大接戦を制した。5月10日に就任、5年ぶりに保守政権に交代する。尹氏は記者会見し「未来志向的な韓日関係をつくる」と表明、歴史問題を巡り「真相を究明し、一緒に考えていくことが必要だ」と語った。

 橋下氏は、徴用工問題と慰安婦問題について「僕は完全解決なんてことは目指さなくていいと思う。歴史認識はお互いに違うんだし、尹さんも日本に対しての歴史認識、凄い厳しいです。それとですね、当選した得票率の差は僅差ですから対立候補を応援している韓国民の声もたくさんあるわけなんですよね」と言い、「ということで僕は、お互いに歴史認識をぶつけ合いながらでも、でも最後は立場の違いでしようがないよねっていうことで酒が飲める、酒が飲めなければご飯を食べる、こういう関係を維持しておかないと中国、ロシア、北朝鮮を隣国に抱えて、これから安全保障というものが韓国との間で非常に重要になってくる時に、とにかく罵詈雑言を浴びせて相手は間違っている、相手はおかしいってことを言い続けるような関係は良くないと思います。歴史認識はぶつけ合いながら、相手方は違うんだということを言い合いながらでも、最後は飯を食えるような関係、それは維持していくべきだと思いますね」と自身の考えを述べた。

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2022年3月10日のニュース