古市憲寿氏 榊英雄の女優への性的加害報道「枕営業…本当にいい映画を作りたかったのか。映画人として」

[ 2022年3月10日 09:15 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が10日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。文春オンラインで複数の女優に対する性加害が報じられた俳優の榊英雄(51)が監督を務め、今月25日に予定されていた映画「蜜月」の公開がいったん中止となったことに言及した。

 この発表を受け、榊監督はコメントを発表し、謝罪した上で、文春オンラインの記事の内容については「事実であることと、事実ではない事が含まれて書かれておりますが、過去のことをなかった事には出来ません。それをしっかり肝に銘じ、これからの先へ猛省し悔い改めることを誓い、人を、日々を大事に生きていきたいと思っております」などとした。

 古市氏は「いわゆる枕営業と呼ばれるものだと思うんですけど、これ映画にとってもいいこと1個もないと思うんですよね」と指摘。そして「本当に優れた俳優さんだったら演技だったりとか、たたずまいで選ばれるべきで、こういう枕営業で絶対に選ばれるわけではない。だからこういうことをした監督って本当にいい映画を作りたかったのかっていう、そもそも映画人、エンターテインメントで生きる人の素質みたいなものが疑われてもしようがないのかなってことは思います」と自身の思いを話した。

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2022年3月10日のニュース