横山由依 AKB加入当初からがけっぷち 3カ月に1度の審査「落ちたら京都に戻るしか」

[ 2022年3月10日 12:58 ]

横山由依
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 昨年12月にAKB48を卒業したタレント横山由依(29)が、9日深夜放送のテレビ朝日系「ぺこぱポジティブNEWS」(水曜深夜2・36)にゲスト出演し、アイドルとして手応えをつかんだきっかけや、加入初期の緊張感について話した。

 横山は09年にAKB48の9期生として加入。翌年には同期に先駆けて正規メンバー昇格を果たした。選抜入り、総選挙ランクインなどを経て、15年には高橋みなみに代わる48グループ総監督に就任。大役を4年間、務めて退任した。

 MCの「ぺこぱ」シュウペイから、「『ちょっと横山、売れたんじゃない?』というのはどのへんから芽生えたというか」と尋ねられると、横山は「実感はないんです」と答えつつ、「いろんな場所、いろんなお仕事に呼んでもらえるようになったんです」と話した。

 多くのチャンスを与えられた一方で、それが重圧としてのしかかったこともあったという。そんな中で、迎えたのが選抜総選挙だった。「プッシュしていただいて、自分でもプレッシャーを感じた年の総選挙で、ランクインできたことが、自分にも付いて来てくれている方がいるんだなという自信にはなったですけど…」。しかし、自身の実力に自信を持つには至らず、「先輩方がすごすぎて、自分の力なんてまったくなかったので、売れたなという感じはないですけど」と素直に告白した。

 そんな横山の言葉に、松陰寺太勇は「でもAKBだよ?俺なら入った時点で売れたと思っちゃうけどね」とジョーク。シュウペイも「私、AKBですって言いたいよね」と同意を求めた。すると横山は、加入してからのピリピリする研究生時代を回想。「私は入った時に研究生というのがスタートだったので、研究生というのはセレクション(審査)というのが3カ月に1回くらいのタイミングであって、それに落ちたら、私は京都から出てきたので、京都に戻るしかなかったんです。中ぶらりんで、この仕事を間違ったら私はもう落とされるとか」。事実、先輩の8期生は全員がセレクション落ちで脱退している。

 17歳のころから、崖っぷちのプレッシャーがかかっていたそうで、松陰寺は「すごいところで戦っているね」とビックリ。横山は「『AKB入った、やったー』と言っている場合ではなく、そういう感じでの(苦労が)最初はあった」と振り返っていた。

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2022年3月10日のニュース