秋元康氏 幻冬舎・見城徹社長とケンカした過去を告白「若気の至りでしょ」小説を「これは直さない」

[ 2022年3月10日 13:55 ]

秋元康氏
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 作詞家の秋元康氏(63)が9日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。幻冬舎社長の見城徹氏(71)と37年前にケンカをしていたことを明かした。

 秋元氏は2日に幻冬舎から初の自選歌詞集「こんなに美しい月の夜を君は知らない」が発売となったばかり。見城氏との対談となったこの日、秋元氏は「苦節40年、ようやく見城さんと初めて出す本ですもんね」としみじみと話した。

 「そうなの」と驚く見城氏に秋元氏は「見城さんと初めてじゃないですか。40年近く前、見城徹が『月刊カドカワ』の編集長時代に小説を書かないかって誘っていただいて、そこでケンカして以来」とぶっちゃけ。見城氏は「ケンカってさ、ここはこういう風に直した方がいいって編集長自らが。編集者ってそういうことやるのが仕事だから。で、直接電話して、『こここうした方がいいんじゃないですか、ああした方がいいんじゃないですか』。物凄い頑固なんだもん。『これは直さない』とかさ。あれは舌を巻きましたよ」と振り返った。

 秋元氏が「いやいやそれはもう若気の至りでしょ。そこでそれ直さない、直すって話になり、それ以来何年ぐらいですかね、30年ぐらい」と話すと、見城氏は「俺が34、5のときだから、37年前」と回顧。秋元氏は「それでまあ再会して、またお付き合いさせていただくようになったのはこの10年ちょっとぐらい」と説明した。

 見城氏は「俺は敬遠してたわけよ。全てがうまくいくヤツって、なんかずるいヤツなんじゃないかとか、いろいろ思うわけですよ。そしたら再会して、深く付き合ってみるとずるさのみじんもないからさ。本当に謙虚だからさ、本当にびっくりしたんだよ」。秋元氏は「今や見城会の仲間に入れていただいて」と感謝した。

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2022年3月10日のニュース