コロナ感染の奥貫薫　体調回復報告「すっかり元気に」　休演の舞台に感謝「家族に助けてもらったよう」

奥貫薫
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　新型コロナウイルスに感染し、療養を続けていた女優の奥貫薫（51）が10日、自身のインスタグラムを更新。仕事に復帰し、日常に戻っていることを明かした。

　奥貫は「少しの間お休みをしていましたが、もうすっかり元気になり、日常に戻っています」と報告。舞台「裏切りの街」のチラシの写真とともに「今週末に初日を控える舞台公演は、準備が間に合わず、しばらくの間、代役の方での上演となりました。代役を務めてくださるのは、妹役を演じてくださる予定だった、呉城久美さん。とても信頼できる方で、家族に助けてもらったような思いでいます。カンパニーのみなさんには多くのご負担をおかけすることになり、どんな顔をして稽古場に戻ればよいのかと不安いっぱいでしたが、あたたかく迎えてくださったことが、ただただ、ありがたかったです」と出演舞台の関係者への感謝をつづった。

　「舞台の仕事のほかにも、それぞれの場所でたくさんのご援助をいただいたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、ご心配をいただき、優しい言葉をかけてくださったみなさま、ありがとうございました。みなさまもどうぞ、守られていますように」と記した。

　奥貫は今月2日、新型コロナへの感染を所属事務所が発表。出演予定の舞台「裏切りの街」東京公演（3月12～27日、新国立劇場中劇場）については当面休演し、当初妹役だった呉城久美が代役を務める。

　舞台「裏切りの街」はHey！Say！JUMP高木雄也の単独初主演舞台。三浦大輔氏作・演出による傑作の再演。フリーター・菅原裕一（高木）が専業主婦・橋本智子（奥貫）との関係に溺れる姿を描く。