長嶋一茂 沙羅失格に 「今後は失格者を1人も出さないということを組織や競技委員の方々にお願いしたい」

[ 2022年2月8日 11:24 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(54)が 23日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。7日に行われた北京五輪・スキージャンプ「混合団体」で女子エースの高梨沙羅(25=クラレ)がスーツ規定違反で失格となったことについて語った。

 この日は98年長野五輪スキージャンプ2冠を達成した船木和喜氏がスタジオで解説。一茂は「船木さんのお話聞いていて、船木さん自身のプロ意識の高さに感銘を受けた。言い訳するなよっていうことを言ってるんだと思うんです」とした上で、「ただ、いろんなことがストレスとして選手にのしかかっていることは間違いない。PCRとか入国後のバブル、マイナス15度、アウエーな雰囲気、メダルを獲らなきゃいけないプレッシャー…。冬は代謝量上がるから立ってるだけで体重は減る。そんな中で頑張ったのは素晴らしいことだと思う」と述べた。

 一方、失格については「最初の段階で競技委員が、ちゃんとその部分で規定を満たしていると合格を出してから飛ばしてあげればいいのに。そのあと、ランダムな検査された時にこれは違うって言っちゃうところがどうなのかな」と私見を述べた。

 「今後は失格者を1人も出さないということを組織や競技委員の方々にはお願いしたい。チームの監督はチームの責任とおっしゃってましたけど。あと、沙羅ちゃんが失格したけど、他の3選手がものすごい気合入れて飛んでた。彼らはあきらめなかった。4位だったけど、日本人のチームワークの良さやすごさに胸打たれました」と振り返った。

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2022年2月8日のニュース